台北でニュースタイルの年越しを。世界10大ホテルにも選ばれた最高級ホテルに、歌って踊れるカウントダウンパーティーが登場です!
あけましておめでとうございます!台湾で7回目の新年を迎えましたMae(@qianheshu)です。
みなさんは、台湾で大晦日を過ごされたことはありますか?
僕は台北での年越しが今回で七回目になるのですが、これまでは台北101のカウントダウンコンサートと、西門紅樓のLGBTフレンドリーなカウントダウンイベントに参加していました。
今年はどうやって過ごそうかなと考えていたところ、台湾の旅行サイト・KKdayさんより耳寄りなお誘いが。
「初開催の圓山大飯店でのカウントダウンパーティーに参加してみませんか?」というものでした。
イベントのサイトを拝見してみると、実力派アーティストやDJが入ってのパフォーマンスの他、テラスから遠景に台北101の花火が望めるというオプションも。
これは、今までに体験したことのないカウントダウンを楽しめるかも!
ということで、せっかくのご機会、ボーイフレンドと2人で参加させていただくことにしました。
世界10大ホテルにも選ばれたことのある最高級ホテルで迎える、年越しの瞬間ってどんな感じ?
今日は、圓山大飯店(グランドホテル)初のカウントダウンパーティー「Bling Bling 跨年派對」についてご紹介したいと思います。
世界10大ホテルにも選ばれた台湾最高級ホテル「圓山大飯店(グランドホテル)」とは?
今回のカウントダウンパーティーの会場となった圓山大飯店(グランドホテル)は、
当時の総統・蔣介石氏の婦人である宋美齡氏によって建立された建物。
海外から台湾を訪れる国賓をもてなすための場として、1952年にオープンしました。
東方芸術の美しさが建物全体に散りばめられ、
台湾史にのこる重要な出来事の会場としても、しばしば選ばれてきた圓山大飯店。
世界に名だたる政治家やアーティスト、映画スターなど、
これまで数多くの著名人を迎え入れてきたホテルとしても知られています。
僕はまだ宿泊したことはないのですが、
圓山大飯店の歴史的な背景や格式の高さについては、以前から耳にしていました。
だからこそ、今回カウントダウンパーティーが行われるというお知らせを受けて、
少し驚きました。
何となく「要人たちがフォーマルな出で立ちで交流を深める場」
という印象を抱いていたのですが、イベントに関するWebページを拝見してみると、
DJパフォーマンスあり、アーティストのライブパフォーマンスありの、
至って現代的でカジュアルなイベント内容。
「伝統的なホテルで行われるクラブパーティー」と言った趣の、
そのギャップがとても意外でした。
また、こちらのパーティーは、今年2018年が初開催。
圓山大飯店がこれまでにはなかった新たなチャレンジを始めた、
という点にも、すごく興味を惹かれました。
では、実際のパーティーは、
どのような雰囲気、どのような内容のものとなったのか?
カウントダウンの当日、ドキドキしながら足を運んでまいりました。
初開催!圓山大飯店のカウントダウンパーティー「Bling Bling 跨年派對」へ。
圓山大飯店のエントランスホールへと足を踏み入れると、
出迎えてくれたのは、高さ6〜7mはあろうかという巨大クリスマスツリー。
「クリスマスはもう終わったのでは?」と思われるかもしれませんが、
台湾では(年によって多少前後しますが)春節の飾り付けに変わる1月半ばごろまで
ツリーが出ているのは、ごくありふれた光景。
真っ赤な絨毯と柱に映える、きらびやかなクリスマスツリー前は、
記念撮影スポットとして人気を博しておりました。
パーティーが始まるまで、少しだけ時間があるので、参加前に館内をぶらり。
エントランスホールの階段をのぼったフロアには、
圓山大飯店のこれまでの歩みを伝える展示がありました。
世界に名だたる政治家やスターが訪れた際の写真や、
台湾史に残る出来事の会場として利用された際の説明などを眺めながら、
この場所の重要性を、深く掘り下げて学ぶことができます。
階段の上から望む、エントランスホールも圧巻。
建物内でこれだけ開かれた空間があり得るのは、
まさに国の威信をかけて建設された場所ならではかと思います。
そろそろ開始時間が近づいてきたので、パーティー特設の受付カウンターへ。
今回は、台湾の旅行サイト・KKdayさんからのご招待ということで、
KKdayのカウンターで手続きをしてもらいます。
メールに届いたバウチャーを、スマホ画面で提示するだけでOK。
画面上のQRコードをピッと読み込んでもらえば、一瞬で手続き完了です。
手続きが終わったら、紙のリストバンドを腕に巻いてもらえます。
これがパーティー参加者の証明になるので、
入場の際には、会場入口でリストバンドをスタッフさんに見せましょう。
伝統スタイルの大広間がナイトクラブに大変身!ウェルカムシャンパンと共にパーティー開始。
会場は、12Fの大會廳と崑崙廳。
2つの大広間をフルに使って、フロア全体がパーティー会場として開かれています。
とても正直な思いを白状すると、パーティーとは言え
「伝統感が拭いきれない、微妙な雰囲気になっているのでは?」
という心配がありました。
が、会場についてみると、
そんな心配は全くの杞憂であったことを、思い知らされることになります。
照明はすっかり落とされ、
ブルーやピンクのスポットライトがギュンギュン飛び交うその様子は、
まさにナイトクラブそのもの。
DJの鳴らす、ベースの効いたEDMが大音量で響く、
ダンスフロアへと華麗な変身を遂げていました。
会場片隅に設けられてれていた、ダーツで遊べるスペースも、
行列ができる盛況ぶりです。
テラスへと出てみると、台北の夜景が望める休憩スペースに。
会場の熱気からしばし離れて外の風に当たりたいときに、
あるいは静かな環境でちょっとおしゃべりしたい時には、
こちらでまったりできます。
高台にあるため、台北の街が文字通り一望できるのですが、
台北101が見えるのは、こことは反対側のテラス。
カウントダウンが始まる時刻になると開放されるということで、
そちらからはどんな景色が見られるのか、とても楽しみです。
会場の真ん中には、バーカウンターが。
リストバンドには、ワンドリンクと交換できるチケットが付いており、
Moët & Chandon1杯をウェルカムドリンクとしていただくことができます。
ルックスのゴージャスさも相まって、
カウントダウンの特別な一夜を、スパークルに彩ってくれます。
そして、バーカウンターに置かれていたのは「摸彩箱」と書かれた抽選ボックス。
ドリンクを受け取る際に、
交換済みのワンドリンクチケットはこちらの箱の中へ。
実は、チケットにはそれぞれ番号が振られており、
パーティー中の抽選大会で、あるリッチなプレゼントが当たる仕組みになっています。
そのプレゼントとは… 後ほどのお楽しみです。
実力派アーティストの圧倒的なボーカルを至近距離で。世代を問わずみんなで盛り上がるダンスタイム。
DJの鳴らすダンスミュージックで、少しずつ場が温まって来たところで、
注目のゲストがステージに登場。
キラキラの衣装に身を包んだ
実力派アーティスト・丁詩瑀(BIRDY)さんがステージに現れると、
会場は一気に盛りあがり始めます。
中華圏の有名音楽番組にも登壇経験のある彼女は、
パワフルで圧倒的なボーカルが醍醐味。
世界的な有名曲のカバーに、持ち前の歌唱力を生かしたアレンジを加えて、
見事に歌い上げていきます。
しかも、パフォーマンスを見られるのは、ステージの目の前。
マイクなしの地声が聞こえてきそうなくらい、
手を伸ばせば届きそうなくらい間近でライブを楽しめるのは、
台北101のカウントダウンコンサートでは絶対に味わえない、
このパーティーならではの魅力かと思います。
BIRDYさんに引き続いては、DJ GuangさんによるDJタイム。
ライブによって盛り上がったテンションはとどまることを知らず、
ステージ前はナイトクラブさながらのお祭り騒ぎに。
カウントダウンの瞬間に向けて、さらにパーティーらしくなって来ました。
まわりを見渡してみると、
いかにも遊び慣れているといった風の若い子たちから、
クラブではなかなか見かけないご年配の方まで、年齢層はとても豊富。
ステージ前では、元気ハツラツな韓国人らしきおばあちゃん2人も、
時に若い子たちとハイタッチなど決めながら、
ノリノリでステップを踏んでおられました。
世代を問わず、みんなで盛り上がれるこの雰囲気は、
このカウントダウンパーティーならではの新鮮感です。
まあ、僕はボーイズオンリーなクラブしか行ったことがないので、
女性がたくさんいるというのが、すでに新鮮ではあるのですが 笑
いよいよカウントダウン。圓山大飯店から眺める台北101の花火は?
カウントダウンが近付いてくると、
今度はBIRDYさんと共に、もうおひとかたアーティストが登場。
この方もBIRDYさんに負けないパワフルな歌唱力をお持ちで、
2人のパワー全開パフォーマンスに、ステージ前のテンションも最高潮です!
そして、台北101が望めるテラスも、このタイミングで開放。
ビルから豪快に吹き出す風物詩を一目見ようと、
あっという間にぎゅうぎゅう状態になる人気ぶりです。
ただ、ここ数年で最もコンディションに恵まれない大晦日となった今年。
台北101も雲と靄に覆われ、くっきりはっきりとは姿を見せてくれません。
新年まで、あと数分。
何とか花火の上がる少しの間だけでも、雲が晴れてくれるといいのですが…
5、4、3、2、1…
「新年快樂~!!!」
の掛け声と共に、光に包まれる台北101。
やはりキレイに晴れてくれることはないまま、
頭は雲の中に隠れたまま状態での花火となりました。
う~ん、見えるには見えるが、これは残念…
天気ばかりは神頼みなので、仕方ないですね。
圓山大飯店は、台北市中心部からは少し離れたところにあるので、
間近にみるダイナミックさという意味では、やはり中心部には劣ります。
しかし、高いビルに視界を遮られることがなく、
ビル全体がキレイに見えるという点においてはピカイチで、
非常に申し分のないロケーション。
だからこそ、今年の花火は本当に惜しかった。
もし天気と空気のコンディションが良ければ、
圓山大飯店からもキレイに、花咲く光のアートが望めるのではないかと思います。
フィナーレは圓山大飯店からのサプライズ!抽選大会で贈られたリッチなプレゼントとは?
カウントダウンが終わると、いよいよパーティーもおひらき。
…の前にもう一つ、忘れちゃいけないビッグイベントがのこされていました!
そう、バーカウンターに置かれていた「摸彩箱(抽選箱)」がここで登場!
ステージに立つ圓山大飯店の董事長によって、
リッチなプレゼントの当選者が決められます。
さて、結果は…
グレーのベストを着た男性が見事当選!
プレゼントには、圓山大飯店「菁英環景套房」の1泊宿泊券が贈られました。
ホームページをご覧いただくと、
お部屋のイメージを把握しやすいかと思いますが、
菁英環景套房は最高級スイートルーム。
一泊約40,000元(=約135,000円)相当の
大盤振る舞いなプレゼントなのです!
※1元=3.5円で計算。(2019年1月現在)
あ゛ああ~っ!うらやましいよぅ…
と、思っていたら、ここでまさかの追加プレゼント!
なんと、董事長の粋な計らいで急遽、
「高雄圓山大飯店2泊3日」の抽選が行われることになりました!
おおお~っ!!!どうかどうか、今度こそっ!!!
…
…呼ばれた番号は?
…なんとっ!!!
僕のリストバンドに書かれた番号と3番違いでした…
惜しい、惜しすぎる 泣
いや、でもこのパーティーに来られただけでも、
すごくありがたい体験をさせていただけました。
実力派アーティストの歌声を目の前で聴くことができましたし、
DJタイムで盛り上がりましたし、ドキドキの抽選会も楽しかった。
とても貴重な思い出作りができたと思います。
司会者の方の掛け声とともに、紙吹雪がバーンと会場中に降り注ぐ中、
初開催のパーティーは、これにておひらき。
台北での新たなカウントダウンイベントを体験することができて、
大満足な年越しのひとときでした。
まとめ
今日は、今年初めて圓山大飯店で行われた
カウントダウンパーティー「Bling Bling 跨年派對」をご紹介しました。
実際に参加をしてみて、次のような方におすすめかと感じました。
・台北で賑やかな年越しを楽しみたい方
・台北101の花火を見たいけれど、混雑する環境は避けたい方
・アーティストのライブを至近距離に見ながら盛り上がりたい方
・DJの入るクラブさながらの空間でハイテンションに年越しの瞬間を迎えたい方
・年越しは圓山大飯店や士林夜市周辺に滞在予定の方
個人的には特に、
「アーティストのパフォーマンスが間近に見られる」
というのがお気に入りのポイント。
至近距離でパワフルなパフォーマンスを体験できるのは、
台北101のカウントダウン会場では、なかなかし難い体験かと思います。
ただ、課題点を挙げるとすれば、預け手荷物のこと。
預けはすんなり進んだのですが、
帰りの受け取りの際に荷物がスムーズに出てこず、
かなり待たなくてはいけなかったのが、少し残念でした。
クラブに行くのと同じ感覚で、
荷物を預ける必要のない身軽な出で立ちで、向かわれるのがベストかもしれません。
ただ、初めての開催ということもあったので、
次回以降改善される余地は十分にあるかと思います。
来年も開催予定とのことですので「行ってみたい!」と思われた方はぜひ、
次の年末前に忘れずKKdayさんのサイトをチェックしてみてくださいね!
→台湾観光にお役立ちの旅行サイト・KKdayをチェックしてみる。
▼台湾の旅行サイト・KKdayで楽しめるツアーやお役立ちプラン体験記はこちら!▼
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→台湾新幹線(高鐵)を20%OFFでおトクに利用!台南・高雄旅行がグッと便利になるおすすめの方法をご紹介します。
→台湾個人旅行でフル活用したい旅行サイト「KKday」。おトクに効率的にユニークに観光ツアーを楽しむなら必見のプランが満載です。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。素敵な情報ありがとうございます! まだ台北で、新年を迎えたことはないので、次回参加したいです!圓山大飯店でカウントダウンが出来るなんていいですね!穴場なイベントですね。思い出になりそう。窓なしの部屋なら、安くて泊まったことあります。充分素敵でしたよ。
おお!そうなのですね。
台北を代表するホテルなので、僕もぜひ一度滞在してみたいなという気持ちが、
今回パーティーに参加してみて湧き起こってきています 笑
検討してみますね!