台北の公車(路線バス)でよくある5つの現象。運転手さんによって、〇〇〇〇が天地ほど変わります。

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台北の路線バス「307」の車内

台北都市圏での移動に便利な「公車(路線バス)」。日常的に利用していると、こんな現象に遭遇することがよくあります。

こんにちは!台北で会社員をしておりますMae(@qianheshu)です。

僕は家から会社への行き来には、「公車」という路線バスを利用することが多いです。

MRT(地下鉄)駅も、家の近くにあるにはあるのですが、逆に遠回りになってしまうのと、乗り換えを面倒に感じてしまって…

乗り込めば直行で会社まで行けるバスの便利さに、どうしてもなびいてしまい、毎日のように利用している次第です。

ところで、台北でバスに乗っていると、現地ならではと感じる現象に遭遇することが多々。

「バスに乗る時は、手を挙げて合図する」などは、(地域によるかもしれませんが)日本での生活ではなかった習慣の代表ですが、他にも良くも悪くも「!?」な現象によく出合います。

今日は、台北でバスに乗るとよくある5つの現象について、シェアしてみたいと思います。

 

目次

1. 運転手さんによって、乗り心地が天地ほど違う。

台北MRT・劍潭駅から陽明山へ向かうバス車内

台北の路線バスの運転手さん

(中国語では「司機」と言います)、

運転技術が人によって、

ものすごーくバラツキがあります

 

もちろん

スーッと快適に乗れることもありますが、

その反対に、

お世辞にも快適とは言えない

乗車体験となることも。

 

カーブにカクッと急角度で入ったり、

ブレーキを踏むタイミングが毎度遅くて、

バス停に止まる度に急ブレーキだったり。

 

「この運転手さんは、

本当に運転のプロなのか???」

 

と、疑いたくなるような

ハードな乗り心地のバスに

遭遇することも、

結構な割合であります。

 

台北一周出発前のYoubikeスタンド

そして、そんなことを感じるのは、

バスに乗っている時に限りません。

 

僕は、

レンタサイクルの「Youbike」も、

とてもよく利用するのですが、

 

自転車で街を走っているとよくあるのが、

路線バスが強引に幅寄せしてきたり、

赤信号に変わったのに突っ込んで(!?)きたり。

(バスに限らないかもしれませんが…)

 

ヒヤッとさせられる体験が

日常的にあるので、

自転車に乗っている時は、

タクシーより天敵かもしれません 笑

 

2. 運転手さんが很兇(無愛想で怖い、怒りっぽい)。

台北・九份のバス停に到着した路線バス

台北のバスの運転手さんは、

「很兇(無愛想で怖い)」

あるいは「脾氣不好(怒りっぽい)」と、

台湾人の友人や同僚、

彼氏からは、よく聞かされます。

 

確かに、お客さんが

何かを尋ねている様子を観察していると、

運転手さんがなぜか

不機嫌そうに返答している場面を、

よく見かけるような気がします。

 

僕自身も、運転手さんに

下りるバス停や道を尋ねた際に、

冷たくあしらわれてしまった経験は、

何度かありますね…

 

もちろん、運転手さんによっては

親切な方もいるでしょうし、

長距離バスやツアーバスなどの場合は、

あまりその心配はないように思います。

 

が、台北都市圏を走る

路線バスに限って言えば、

 

「司機很兇」と

感じることが少なくないので、

最初からそんなものと割り切っておくと、

心理的ダメージが少ないかも

しれません 笑

 

台中・第二市場最寄りのバス停「第二市場(台灣大道)」

ちなみに、台中や台南などでも

バスに乗ったことがあるのですが、

 

その際に出会った

運転手さんたちは逆に、

 

すごく親切だったり、

ユーモアたっぷりだったり

することが多い印象。

 

サンプル数が少ないので、

実際に生活してみるとまた

印象が違うのかもしれませんが、

 

こんなところからも

地域ごとの特徴が感じられて

おもしろいです。

 

3. バス停のない場所で、止まってくれることもある。

「新北市移民署(內政部移民署新北市服務站)」への最寄りバス停「積穗國中」

と、ここまで

運転手さんにまつわるマイナス面を

吐き出してしまいましたが、

 

一方で「ちょっといいな」と

思うこともあります。

 

たまにではありますが、

 

バス停のないところで、

手を挙げて近づいてくる

お客さんを見つけたら、

ドアを開けて迎え入れてくれる

運転手さんもいるのです。

 

これは、バス停から

まだそれほど離れていないところだったり、

信号待ちで停車している時などに

限りますが、

 

そういう臨機応変な対応を見ていると、

何だかほっこりした気持ちになります。

 

ただ、それを期待してなのか、

バス停のないところで、

少しの遠慮もなく

手を挙げて近づいてくる

お客さんも続出。

 

こればかりは、

運転手さんにとっても

頭の痛いことかもしれません 笑

 

4. 電光掲示板の表示やアナウンスが、間違っていることがある。

台北の路線バス「307」の車内

初めて乗る路線や、

初めて行くところの場合、

 

電光掲示板に表示される

次の目的地は、

すごーく大切な情報。

 

ですが、時に、

 

この目的地表示が、

一つ遅れになっていたり、

逆に一つ早めになっていたり、

そもそも何も表示されていなかったり

ということがあります。

 

また同時に、

アナウンスも流れるのですが、

こちらも同様に

タイミングがずれていたり、

アナウンス自体なかったり、

ということがあります。

 

いつも乗り慣れている路線ならまだしも、

全く土地勘のないところで

この現象に遭遇してしまったら、

かなり焦るもの。

 

そんな時は、

スマホで現在地を確かめるなり、

バス停の名前に必死で目を凝らすなり

するほかありません 笑

 

この現象は、

台北市街中心部よりは、

少し離れた郊外や新北市に入ると、

多くなるような気がします。

 

5. 運賃支払いシステムの変更に、未だ対応できないお客さんたち。

台湾の交通ICカード「悠遊卡(EasyCard)」

最後は、路線バスに乗る

お客さん側のこと。

 

台北ではこれまで、

運賃を乗車時に払うバスと、

下車時に払うバスの

2種類がありました。

 

支払いに主に使われるのは、

「悠遊卡」という交通ICカード。

 

これを、乗車時または下車時の

どちらか指定されている方で、

センサーに“ピッ”と読み込ませれば

OKでした。

 

 

ところが、2019年の7月から、

全てのバスで乗車時下車時の2回とも、

“ピッ”とするシステムへと変更に。

 

すでに1年以上が過ぎているのですが、

依然として2回“ピッ”としないお客さんが、

結構います

 

システムが変わった当初は、

運転手さんも

「2回刷卡してくださいね」と、

車内で口を酸っぱくして

呼びかけていたのですが…

 

「あ〜ぁ…

みんな(“ピッ”しないで)下りちゃったぁ…」

 

と、運転手さんの

悲しみ満点のつぶやきを、

ふと耳にしてしまったことも

あります 笑

 

全員がしっかり

“ピッ”できるようになるには、

もうしばらく時間が

必要なのかもしれません。

 

まとめ

台北捷運・劍潭駅から陽明山へ向かうバスの車内

今日は、

台北で公車(路線バス)に乗ると

よくある5つの現象

についてでした。

 

正直、遭遇すると

あまりうれしくない現象もありますが、

これも確かに台北の日常風景。

 

車内で、または車外で起こる

出来事に身をまかせながら(?)、

僕は今日もまた、

台北で路線バスに揺られています。

 

みなさんも、

台北で「公車(路線バス)」に乗る

機会がありましたら、

日本とはどんなところが違うのかと

比較しながら、

ぜひじっくり観察してみてください。

 

きっと、台北という街の

新たな一面が見えてくること、

間違いなしです 笑

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 確かに、台北のバスは運転が荒い印象ですね。
    これまでに4回程訪台しましたが、首都圏以外のバスやツアーバスは、丁寧だし親切ですが台北市内のバスは、荒いしいつも怒ってて怖いし扉の開閉がせっかちな感じでした。

    前回の訪台から3年、カードのtouchが2回に替わったのは初耳でした。
    コロナが終息して再び訪台出来る日が早く来て欲しいですね。

    • そうなんです!現在は上下車どちらもタッチに変わってます!
      コロナが収まったら、ぜひ新しい台北のバス体験してみてください!

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