ついに念願の〇〇〇〇をゲット?! ルームシェアをすると、一人暮らしの時とはこんなところが違います!
こんにちは!台湾在住5年、台湾での引っ越し経験は3回になりましたMae(@qianheshu)です。
【台湾一人暮らし編】の記事でもご紹介しているように、これまでの5年間、僕は「套房」と呼ばれる一人暮らし向けの部屋で生活してきました。
その時の部屋もかなり快適で、特に暮らす上での不都合は感じていなかったのですが、3年ほど住んだこともあって、そろそろ環境を変えてみたいという思いが募り始めていました。
ちょうどそんな折に、付き合って5年になる僕の台湾人ボーイフレンドも、ようやく自分でお金を稼げる身分になり、自由な選択ができるようになったことも後押し。
より生活のクオリティを上げるためにも「2人でルームシェアをしてみよう!」ということになりました。
2ヶ月ほど前からお部屋探しを徐々に始めて、ようやく2人ともに納得のいく部屋を発見。
1週間ほど前に無事引っ越し作業も終え、新しい部屋での生活がスタートしました。
台湾では、ルームシェアをするとどんな部屋に住むことができるのか?
今日はその一例として、僕たち二人が引っ越して来た新しい部屋についてご紹介してみたいと思います。
ルームシェアを始めるにあたって重視した4つのポイント。
本題に入る前に、今回ルームシェアをする上で重視したポイントについて、
触れておきたいと思います。
台湾でのお部屋探しで、必ず確認しておきたい最低限のポイントは
【台湾でお部屋の下見をする際に必ずチェックしたい12のこと。】
でもまとめさせていただきましたが、今回の引っ越しではそれに加えて、
僕とボーイフレンドそれぞれにクリアしておきたい条件がありました。
1. 一人一部屋であること。
まずは、2人それぞれに自分の部屋があること。
「カップルなら1部屋でもいいのでは?」と思われた方もおられるかもしれませんが、
これは「付き合っているとは言え、自分の時間・空間を確保できないと、
後々ストレスになるのでは?」と話し合ってのこと。
決して二人の仲が悪いというのではなく、
僕と彼、それぞれに一人で集中してやりたいこともあるので、
そのための空間は確保しておきたかったのです。
一人の時間と、二人の時間。
ルームシェアでは、どちらも満足できてこそ快適に暮らしていけるのではないか、
と考えています。
2. キッチン付き。
これは、僕がどうしても譲れない条件。
これまでの5年間、ずっとキッチンのない部屋に住んでいたため、
毎日3食とも外食の生活を送ってきました。
確かに台湾では、一歩外に出れば、
リーズナブルで美味しいものがたくさん溢れています。
僕も台湾のごはんは大好きですが、
その反面、どうしても選択肢が限られてくるのも事実。
日本では当たり前にあった「キッチン」への憧れが、日に日に強くなっていました。
またその憧れの中には、僕が日本での生活で慣れ親しんできた味を、
ボーイフレンドと分かち合えない、
ちょっとした悔しさみたいなものも、入っていたかもしれません。
(料理が上手なわけではありませんが。)
3. もしもの時の安全性
こちらは、ボーイフレンド側の条件。
火災や地震などが起こった時に、避難経路を含めて、
安全の確保ができるかをかなり重視していました。
そして、安全性を考えるのであれば、
これまで住んでいた「頂樓加蓋」(屋上に後から増築した部屋)は避けて、
建物に元々からある階層の部屋を選びたいということでした。
4. 家賃は一人9,000元以内。
家賃は出来るだけ、18,000元(=約67,000円)で収めたいという結論に。
一人あたりでは、一人暮らしの時と変わらない水準である
1ヶ月9,000元(=約33,500円)。
光熱費が別で追加されることを考えると、
このあたりが限度ではないかと、思っています。
以上、4つのポイントをチェックしつつ、
2人ともに納得したお部屋を、ここからご紹介していきます。
テラス付き屋上の部屋を借りたら、ある任務がついてきた。
結果から言いますと、新しいお部屋も屋上に増築された「頂樓加蓋」になりました。
理由は、家賃の予算オーバー。
3F、4Fなどの階層が理想ではありましたが、
希望するスペックの物件を探そうとすると、
20,000元(=約74,000円)以上は必要になりそうだ、と気づいたためです。
とは言え、木材やトタンで建てられた掘っ建て小屋ではなく、
他の階層と同じ鉄筋コンクリート。
もしもの時の逃げ道もしっかり確保できそうだったため、
安全性の面ではボーイフレンドも文句なし、ということになりました。
家賃もちょうど、前もって上限として決めていた18,000元(=約67,000円)です。
お部屋があるのは6F。
当然、エレベーターはついていないので、
毎日階段の上り下りが必要にはなりますが、
元々も5Fに住んでいたため、特に大差はありません 笑
お部屋のあるフロアへの扉を開くと、まず現れるのは、広々としたテラス。
しかも、こちらは1フロア丸々貸切の物件なので、
共用スペースではなく、完全なるプライベート空間。
洗濯物干し、トレーニング、テーブルを出してのティータイム…などなど、
2人で完全自由に使えます。
ただし、ここで大家さんからの仰せつかった任務が一つ。
テラスで育てている「鉢植えたちの面倒を見る」というお仕事が、
もれなくついてきました 笑
「枯らしたらどうなるのだろうか…」と、若干心配ではありますが、
毎日じょうろで水をあげる朝の時間も、何だか新鮮でおもしろくはあります。
玄関が3つもある、家具付き2LK。
テラスにあるドアをさらに中へと入ると、こちらが居住スペース。
入ってすぐのところに、部屋へと繋がる扉があります。
玄関の横に伸びるのは、洗濯物を干せるスペース。
屋根がついているので、雨の日でも安心して干しておけるのがありがたいです。
これまで住んでいたところでは、洗濯機も共用だったのが、
新しいお部屋では自分たち専用。
深夜だろうが早朝だろうが、時間を気にせずいつでも回せるので、
とても重宝しています。
そしてこの物干しスペース、実はまだ奥がありまして…
奥へと進んで行くと、なんとここにも部屋へと繋がる扉が2つ!
そう、実はこの物件、玄関が3つも付いている、
ちょっと変わった造りになっているのです。
右手側の扉を開けると、こちらはリビングルーム。
ソファやテレビ、テーブルなど、家具も全て備え付けなので、
自分たちでは全く買わずに済みました。
そして、正面側のドアを開けると、こちらは僕の部屋。
大きな窓が二つあって日当たり抜群な他、空気の流れもすこぶる良好で快適です。
これと同様の部屋がもう一つあって、そちらがボーイフレンドの部屋。
テラスから入ってすぐ正面に出現した扉は、その部屋に繋がっていました。
リビングルームを中心にして、その両側に2部屋がある造り。
それぞれの部屋に玄関があったのは、おそらく友人同士でシェアした際など、
直接自分の部屋へ入れるよう、プライバシーを考えてのことかもしれません。
念願のキッチン付き!なのに、大切な「アレ」がない?!
そして、僕の譲れなかった条件であるキッチンは、リビングルームの奥に。
決して大きなスペースではありませんが、
これまで浴室のシンクでフルーツを洗っていた(!)生活から考えると、
これだけでも十分すぎるくらいの設備です。
ところが。
換気扇はついているものの、肝心のコンロが付いていない!?
安全性を考えて「ガスを使ってはいけない」というのが、大家さんの意向でした。
しかし、せっかくのこのスペース、何としても料理をしたい!
ということで、購入したのが、
台湾家庭の台所には欠かせない便利アイテム「電鍋」!
「電気の力で調理できるこれなら問題なかろう」ということで、
ガスコンロの代わりにバンバン使っています。
あんまり頻繁に使うので、来月来るであろう電気代が少し心配ではありますが、
台湾で生活を始めて以来、ずっと憧れていたマイ電鍋に
テンション高めの日々を送っております。
換気抜群のベランダ付き浴室。しかしなぜか…
キッチンの隣にもドアがあるのですが、こちらを開けると浴室へ。
以前住んでいた部屋と比べて、1.5倍くらいに広くなったのと、
電気湯沸かし器になったのが変わったポイントです。
そして、浴室内には他にも2つ(!)扉があるのですが、
その内の一つは、小さなベランダへ。
ベランダと言っても、こちらは主に洗濯物を干すスペースなので、
景観は特によろしくありません。
さらに、浴室第3の扉。
これを開けてみると、その先は…
なんと、まさかの、立ちふさがる真っ白な壁!
どこにも繋がっていない、全く意味をなさない扉になっていました…
この物件最大の謎ではありましたが、
特に不便があるわけではないので、OKとしました。
最寄り駅まで徒歩15分!? でも近い将来はアクセスも便利に。
新しい引っ越し先は、以前住んでいたところと変わらず、永安市場駅周辺エリア。
ですが、駅の反対側へ移動したため、生活圏はかなり変わりました。
僕たちが住んでいるところは、大通りから少し入り込んだだけのところなので、
まだそうでもありませんが、周辺はまさに迷宮と言っても過言ではないくらい、
一方通行の道が複雑に絡み合っています。
ローカル感もかなり濃厚で、
観光客は1000%訪れないところと言って、間違いありません 笑
周辺には大きなスーパーやホームセンター、
台湾グルメのお店などが軒を連ねていて、生活を送るにはかなり便利です。
目下のところ、一番のネックはMRTの駅から遠いこと。
永安市場駅までは徒歩で15分と、
これまでと比べて2倍ほど長い距離になってしまいました。
しかし、徒歩5分ほどのところには、
台北都市圏の新しいMRT路線「環狀線」の中和駅が
(延期されなければ)今年2018年末に開通予定。
この駅が利用できるようになれば、アクセスも一気に便利になりそうなので、
今からとても期待しています。
まとめ
今日は、台北でルームシェアを始めた
僕とボーイフレンドの新しい部屋をご紹介しました。
一人暮らし用の部屋に住んでいた時と大きく変わったなあと思うのは、
やはりワンフロア貸切の開放感と自由度。
おとなりさんに迷惑をかけないようにと、
計らっていた部分を気にする必要がなくなったので、
以前よりもさらにストレスフリーに過ごせるようになった気がします。
まだ住み始めて1週間ほどではありますが、お部屋の設備にもかなり満足。
自炊のできる環境も整ったので、
これからはどんどん料理にも挑戦していければいいなあと、
生活へのモチベーションも上がっているところです。
ほんの一例ではありますが、台湾で友人や恋人とのルームシェアをお考え中の方は、
イメージを膨らませる参考にされてみてください。
※記事中の日本円表記は1元=3.7円で計算しています。(2018年5月現在)
おまけ:本日の台灣男子
『本日の台灣男子』は、僕が台湾の街で出会った台湾男子たちを、
思わず胸キュンしてしまったエピソードと共に、イラストで綴るインスタアカウントです。
時にかっこよく、時にかわいく、時にゆるゆるな台湾男子の魅力は、
ID:todaystaiwaneseboy に詰め込んでいますので、
ご覧いただけるとうれしいです!
▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼
→台湾に5年住んでも克服できない「虫」のこと。旅行中も新生活後も彼らの出現にご注意を。
→台湾でサラリーマンとして暮らす31歳日本男子の家計簿。語学留学時代のお金の使い方とも比較してみました。
コメント
コメント一覧 (4件)
浴室第3の扉で腹筋がつりそうになりましたw
それにしても広々としたテラスでいいですね♪
なんだかんだ空気が悪いと行っても外の空気を吸うと気分転換になりますよね
新生活快適そうで良かったですね(^^)
「電鍋」ってアイテムが気になります。
IH調理器はあまり普及してないのでしょうか?
IHもありますが、せっかくなので憧れの電鍋を使ってみることにしました。
電鍋は日本の炊飯器に似ていますが、煮たり焼いたりもできる万能鍋ですよ!
ベッドの上にブラウンが見える!
台湾はLINE使えるんですか??
台湾でもLINEはもはやインフラと言って良いほどに普及していますよ!