隔離期間が終わった後は、自由に行動できる?陽性確定後には、どんな症状が出た?台湾でコロナに感染した僕の体験を記録しておきます。
こんにちは!台湾・台北で暮らして10年目のMae(@qianheshu)です。
前回【台湾でコロナに感染したら【1】。療養前に済ませたことを記録しておきます。】の記事にてお話させていただきましたが、先日、コロナに感染しました。
現在は隔離期間が終わって、体調もほぼ回復していますが、台湾政府の規定により、完全自由に行動ができるようになるには、まだもう少し時間が必要な状況です。
では、台湾でコロナに感染し、隔離期間を乗り越えた後は、どのような点に注意しなくてはいけないのか?
また、実際のコロナの症状は、どのようなものだったのか?
今回の記事では、そのあたりのことを記録しておきたいと思います。
隔離期間が明けたら、7日間の「自主健康管理」期間へ。
隔離期間が終了して、ひとまず外には出られるようになりました!
— Kazuki Mae🌈🇹🇼 (@qianheshu) June 6, 2022
これから7日間の自主健康管理。体調もだいぶ回復してきてます💪 pic.twitter.com/RwYDLQew3I
コロナ感染後の隔離期間は、
感染が確定した日から7日間、
(確診日を含めると8日間)
と、なっています。
この7日間を無事に越えたら、
再度の検査キットでの
陽性・陰性確認は不要。
「隔離終了です!」といった、
改めてのお知らせも特になく、
そのまま
「自主健康管理」期間へと
移行します。
自主健康管理の期間は、
7日間。
隔離期間中と違い、
発熱や呼吸器系の症状などが
すでに落ち着いていれば、
外出ができるようになり、
公共交通機関の利用や、
会社への出勤も
可能となります。
僕は念のため、
自主健康管理の期間中も、
リモートで仕事を
することにしました。
ただし、
外出ができるからと言って、
どこへでも行けるわけではない
点に注意。
人の多いところへの外出や、
食事会への参加・外食は避け、
食事はテイクアウトなどを
利用するようにします。
また、僕はちょうど、
前々から予約していた健康診断が、
自主健康管理の期間中に
重なってしまったのですが、
やはり、こちらも、
「期間が終わってから
来てください。」
とのことで、
延期をしてもらいました。
隔離期間中のリモート診察料の支払いや、払い戻しのために病院へ。
前回の記事で、
「快篩陽性(検査キット陽性)」
が出た後、
お医者さんに
リモートでの感染鑑定を
していただいた
お話をしました。
実は、この時の診察料を
まだお支払いできて
いなかったので、
隔離期間が明けてから、
病院へと直接、
支払いに向かいました。
ホームページでは、
オンラインから支払い可能
との案内と、
いくつかの方法が
示されていたのですが、
なぜか、ことごとく失敗。
病院に電話で
問い合わせたところ、
「それなら、
隔離期間が終わってからでも
良いですよ〜」
と、お返事をいただいたので、
自主健康管理の期間に入ってから、
真っ先に向かいました。
また、
病院へ向かったその足で、
リモート診察で
薬を処方していただいた
診療所へも。
僕がお世話になった診療所では、
診察をしてもらった当日に
ひとまず、
健康保険の適用がない自費にて、
薬代をお支払いしていました。
こちらも、
隔離期間が終わってから、
「健保卡(台湾の健康保険カード)」
を持参すれば、
払い戻しに対応していただける、
とのことだったので、
合わせて手続きを
済ませてきました。
オンラインで
診察してもらった場合は、
支払いのことを忘れがちに
なるので、
診察の際にその場で、
どのようにすればいいのか、
確認しておくのが
安心かと思います。
ちなみに、病院によっては、
コロナから回復した方向けの
「染疫康復門診」が
設けられているところも
あります。
コロナから回復した後に
再び症状が出てきたり、
隔離期間を過ぎても、
体調に気になる点がある場合は、
そちらを受診してみるのも
良いかもしれません。
(僕も、体調に関して気になることがあったので、
利用させていただきました。)
コロナに感染してから出た症状は?
僕個人のケースではありますが、
感染してからどんな症状が
出たのかについても、
記録しておきたいと思います。
最初は、朝起きた時に感じた、
喉の刺すような痛みからでした。
徐々に熱っぽくなり始め、
その後、37.5℃前後まで
体温が上昇。
検査キットを使ってみると、
この時点で「陽性」が出ました。
お医者さんによる
感染鑑定の翌日夜には、
39℃まで上昇。
頭痛なども出始めたため、
家の近くにある診療所の
リモート診察を利用して、
薬を処方してもらいました。
薬を飲み始めてからは、
発熱・頭痛は少しずつ
和らぎ始めたのですが、
それでも一番辛いのが、
喉の症状。
刺すような痛みだったのが、
次第にイガイガとした
感じに変わり、
痰も絡み始めたため、
よく眠れない夜が
2、3日続きました。
生活のリズムは乱れ、
昼夜を問わず、
とにかく眠れそうな時に
眠っておく、
といった感じです。
感染確定5日目くらいから、
徐々に夜も眠れるように
なりましたが、
喉は相変わらず
(弱めながらも)イガイガが続き、
今度は咳と鼻づまりが
メインに。
隔離が明ける日になって
ようやく、
外出にも問題がないくらい、
だいぶ落ち着いたかな、
という状態になりました。
確診して4日目。昨日あたりまでは順調に回復している実感があったのに、今朝になってまた喉が痛み出し、確診当日の振り出しに戻った気分。
— Kazuki Mae🌈🇹🇼 (@qianheshu) June 1, 2022
コロナはやっぱり風邪とは全く別物で、油断したらダメだと実感している。風邪でこんなぶり返し、体験したことないもの。
落ち着いてきたと思ったら
ぶり返したり、
症状が長引いたりと、
このあたりが
普通の風邪とは明らかに違う、
と、感じたポイント。
また、人によって
症状は様々なようで、
「水が苦く感じられる」
といった味覚面の症状や、
「ものを飲み込むのが
辛いほど喉が痛い」
というお話も、耳にしました。
僕も、もうしばらくは、
できるだけ無理をしない
様子見の時間が必要そうですが、
ひとまず日常が
戻りつつあるのは、
うれしい限りです。
まとめ
今日は、
台湾でコロナに感染した僕が、
隔離期間後に
注意すべきと感じたことや、
実際の症状
について、記録してみました。
台湾ではまだまだ、
1日5〜7万人近くの感染者が
報告される状況が続いています。
現地で暮らしているみなさん、
体調にはくれぐれも、
お気をつけて
お過ごしくださいね。
もし感染してしまい、
症状が辛いと感じたら、
オンライン予約が可能な
各病院や診療所のリモート診察を、
ぜひ活用してみてください。
(ちなみに、
大きな病院や防疫専用ダイヤルへの電話は、
なかなか繋がりません…)
台湾のコロナ政策は
毎日のように変わっていますので、
あくまで、
僕が感染した当時の情報には
なりましたが、
何かの参考になりましたら幸いです。
▼ こちらの記事も、よくお読みいただいています! ▼
→ 台湾でコロナに感染したら【1】。療養前に済ませたことを記録しておきます。
→ 台湾のコロナワクチン接種デジタル証明書「數位新冠病毒健康證明」の申請方法。
→ 台北でコロナワクチン3回目を接種。予約方法や接種後の体調は?
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