台湾の病院で「慢性處方箋」をもらったら。薬局での処方箋の使い方について。

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台湾の病院で処方される「慢性處方箋」が使える薬局

台湾でお医者さんにかかったら「慢性處方箋」をもらうことも。街の薬局での処方箋の使い方をまとめます。

こんにちは!台北在住も丸8年を迎えましたMae(@qianheshu)です。

先日、台湾の病院にて「慢性處方箋」というものをもらいました。

というのも実は、その際に3ヶ月ほど続けて薬を飲まなくてはいけないと診断をされまして…(軽い症状のものですので、ご心配なく。)

ここ数ヶ月ほど、1ヶ月おきにお医者さんにかかっていたのですが、「慢性處方箋」をいただいたおかげで、しばらくは病院へ足を運ぶ必要がなくなりました。

台湾で暮らし始めて以来、今回初めてもらったのですが、「慢性處方箋」とは一体どういったもので、どうやって使えばいいのか?

今日は、台湾の病院で処方されることがあるかもしれない「慢性處方箋」について、まとめてみたいと思います。

 

目次

台湾の病院で処方される「慢性處方箋」って?

台北・國泰綜合醫院の待合スペース

「慢性處方箋」とはその名の通り、

慢性的な症状をお持ちの方に

処方される処方箋のこと。

 

風邪のように、

短期間でお薬を飲んで治るような場合は

必要ありませんが、

 

数ヶ月以上の長期にわたって、

お薬を飲む必要がある場合。

 

僕の場合で言うと、

これまで1ヶ月単位で

お医者さんに診てもらって、

お薬を処方してもらって様子見、

というのを何回か繰り返していました。

 

そして、お医者さんより、

 

「引き続き、

この薬を飲んでいくので問題なさそうだ。」

 

との判断を、先日いただくことに。

 

「慢性處方箋」を処方してもらい、

今後しばらくは診察の必要なく、

お薬をもらうだけでOK、

ということになりました。

 

台湾の病院で処方される「慢性處方箋」

僕の場合は、

2ヶ月分(1ヶ月分×2回分)が

一気に処方されたため、

 

基本情報の紙と

処方箋2枚が一緒になった、

3枚綴りのものを

病院で受け取りました。

 

この処方箋のおかげで、

お医者さんの負担が減るのはもちろん、

僕も家から片道1時間ほどかけていた、

定期的な通院が不要に。

 

長ーい待ち時間も不要になるので、

気分的にもかなり余裕が

できそうです。

 

通院不要!「慢性處方箋」のお薬の受け取りは、お近くの薬局で。

台湾の病院で処方される「慢性處方箋」が使える薬局

「慢性處方箋」には、

処方された病院の名前が

書かれていますが、

 

必ずしもその病院に赴いて、

お薬をもらう必要はありません。

 

「慢性處方箋」の受付を行っている、

家や職場の近くの薬局に向かえば、

処方箋の内容に基づいたお薬を

もらうことができます。

 

ただし、薬局によっては、

処方されているお薬を

取り扱っていない場合もある、

とのこと。

 

お薬のある薬局を見つけるまでに、

いくつかはしごすることも

あるかもしれませんが、

 

一度見つけてしまえば、

その薬局へ通えばいいので、

便利に利用できるかと思います。

 

薬局での「慢性處方箋」を使ったお薬の受け取り方。

台湾の病院で処方される「慢性處方箋」と、台湾の健康保険カード「健保卡」

「慢性處方箋」には、

お薬の受け取り期間が

印字されていますので、

その期間になったら、

お近くの薬局へ。

 

「慢性處方箋」と、

台湾の健康保険カード「健保卡」を、

カウンターにて提示するだけでOKです。

 

やることと言えば、

使用した処方箋に、

受け取りの証明として

サインをするくらい。

 

待ち時間もほとんどなく、

とてもスムーズに

お薬を受け取ることができました。

 

台湾の病院でもらった「慢性處方箋」で処方された薬

その簡単さも驚きなのですが、

さらに驚きなのが、その料金。

 

お薬代はもちろん、

別途お支払いが必要だろう

と、思っていたのですが、

 

なんと、無料でした!!!

 

「慢性處方箋をもらった時に、

先払いしてたっけ?」

 

と、思い返してみたのですが、

とくに多めに払った記憶もなし。

 

患者側としては、

この上なくありがたい限りではありますが、

 

「台湾の健康保険システムは、

財政的に大丈夫なのだろうか…」と、

 

少しばかり心配の気持ちも

浮かんできました 笑

 

とにかく、

お薬は無事に受け取り終了!

 

お医者さん側にも患者さん側にも

メリットがある、

すごく良いシステムだな、

と思いました。

 

まとめ

台湾の健康保険マーク

今日は、

台湾の病院で処方される

「慢性處方箋」について、

まとめてみました。

 

僕は、日本で暮らしていた頃から、

何かと定期的に

お医者さんにかからなくてはいけない

体質でした。

 

ただ、その当時には、

台湾の「慢性處方箋」と

同様のものをいただいたことは、

なかったように記憶しています。

 

だからこそ、

今回実際に使ってみて、

この便利なシステムに、

すごくありがたみを感じました。

 

もちろん、お世話にならないのが

一番ではありますが、

 

もし「慢性處方箋」を

いただくようなことがありましたら、

ご参考いただけますと幸いです。

 

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