台北旅行には春を全力でオススメしたい4つの理由。

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桜の咲く台北・中正紀念堂の庭園

春休みに台北行きをご計画中のみなさん、とても良い選択をされましたね!

こんにちは!日本よりも一足早く春の気配がただよい始めた台湾よりMae(@qianheshu)がお伝えしております。

晴れた日の日中はポカポカと暖かくなってきて、ようやく意外ときびしい冬が去ろうとしている台北。

学生のみなさんはちょうど、卒業や春休みに合わせて海外旅行のプランを考えはじめる季節ではないでしょうか。

僕は台北に住んで4年以上になりますが、一年の中で一番過ごしやすい時期をあげるなら断然、これから始まる2月下旬〜4月中旬までの約2ヶ月間!

旅行はもちろんのこと、春は現地で生活する人たちにとっても超貴重な「黄金期」なのです!

今日は、台北へいらっしゃるなら「春」を大プッシュしたい理由をご紹介したいと思います。

 

目次

一年の中でも最高に天気が良い。

台灣同志遊行(台湾LGBTプライド)2016で傘をさしてパレードする参加者たち

台湾に何度もお越しになられているリピーターの方はご存知かもしれませんが、

台北の天気は一年を通して不安定なことが多いです。

 

一日中青い空が望めるような絶好のお出かけ日和になる日はなかなかなく、

曇りがちで雨もよく降ります。

 

僕も常に折りたたみ傘をリュックに挿して移動しているくらいで、

いつ降ってくるか全く読めないところが非常に厄介です。

 

お昼過ぎから滝のように猛烈な水が天から落ちてくる夏、

台湾でバカンスを楽しむのが大好きな台風たちが続々とやってくる秋、

シトシトと冷たい雨が嫌というほどに降り続く冬。

 

一年のほとんどが「雨」の季節と言っても過言ではない台北で、

唯一安定したお天気に恵まれるのが「春」なのです。

 

台北・淡水のレストランとカフェが集まる通り

全く雨が降らないとまでは言い切れませんが、

他の3つの季節に比べると格段に街歩きがしやすいのは間違いないですね。

 

冬の寒気が去ってから梅雨に入るまでの期間が、一番気持ち良く台北を楽しめます。

 

暖かい、ときどき暑い。

台北・永安市場「四號公園」で体操レッスン中のおじさんおばさんたち

台湾では農暦の新年にあたる「旧正月」を過ぎると、暦の上では春になります。

 

この農暦がどのような仕組みで巡っているのかはあまり僕も詳しくないのですが、

暦と季節の移ろいが日本で採用されている新暦よりも

マッチしているような気がするから不思議です。

 

毎年旧正月を迎える時期は微妙に違っているはずなのに、

ちょうど暦に合わせたかのように本当に暖かくなり始めるからスゴイです。

 

今年は先週末2月11日の「元宵節」で旧正月が正式に過ぎたことになるのですが、

この間までの冷たい空気が嘘かと思えるくらいに突然、

ポカポカの陽気が続くようになってきました。

 

よく晴れた日の昼下がりには25℃近くまで上がることもあり、

すでに半袖姿のセクシーな台湾男子たちにも出会えるくらいです 笑

 

台北・楽華夜市のメイン通り

とは言え、夜はまだまだ20℃を切って肌寒くなることが多いので、

これから3月にかけて台北を旅行される場合は、

Tシャツやポロシャツの上に長袖のパーカーを羽織るくらいの服装が

調節しやすくてちょうどいいかと思います。

 

4月に入ると「もう夏か?」と疑いたくなるような汗ばむ陽気の日すらも出てくるので、

半パンもスーツケースに忍ばせておくと出番があるかもしれません。

 

桜、満開。

台湾の桜

日本の春といえば街全体が薄紅色に染まる「桜」。

実は台湾でも、春といえば「桜」です。

 

毎年旧正月頃になると「桜はいつ花開く?」の話題がにわかに盛り上がり始め、

テレビでも桜の名所紹介や桜関連イベントの様子がよく放映されるようになります。

 

台湾の桜は日本の桜よりも彩度が高めで、

ピンク色というよりは「赤」と言った方が近いくらい派手な色をしているのが特徴。

 

桃の花のようにぼってりとしたボリューム感のある花が、

学校の校庭や公園、山々を鮮やかに染め上げます。

 

ただ、日本のように桜の木の下に場所取りをして、

みんなでワイワイお弁当を食べるような宴会的なお花見をすることは稀。

 

お散歩をしながら「キレイだね」と慈しむくらいの、

案外あっさりとした感じで桜の季節を過ごします。

 

桜の咲く台北・中正紀念堂の庭園

今年は開花が遅れているという報道もありますが、

例年2月3月にかけてが台湾の桜のベストシーズン

 

これからの時期に旅行を予定している方は、

もしかすると台湾の桜に出会うチャンスに恵まれるかもしれません。

 

陽明山や烏來など、台北近郊にも桜鑑賞の人気スポットがいくつかあるので、

日本よりも一足早く春を感じたい方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

花粉症から解放される。

日本の桜

日本の春は花々が一斉に咲き乱れる美しい季節ではありますが、

それと同時に憂鬱を感じる方も少なくないはず。

 

そう、悪名高き「花粉」の季節到来です。

 

僕も子供の頃から花粉には猛烈に悩まされており、

一日にティッシュ一箱が軽く空になってしまうくらいに鼻はグジュグジュ、

眼はかゆみで真っ赤に充血して、まさに非の打ち所がない花粉症模範生。

 

そのため「桜がキレイ!」などとのんびり景色を楽しむ余裕はこれっぽっちもなく、

1年の中でも春が一番苦痛でした。

 

台北・永安市場にある台湾伝統市場「永安市場」

ところが、台北で住み始めるようになった途端、思わぬ現象が発生。

なんと、花粉症の症状が和らぐどころか1ミリも出なくなりました!

 

おそらく日本とは気候帯が違うため、

僕にとって大敵だった花粉症を引き起こす植物がほとんどないのだと思われ…

 

今年は台北で迎える5回目の春ですが、今のところ再発しそうな予感もありません。

 

おかげで、暖かな太陽のもと何の憂慮もなく外出できるようになり、

日本に住んでいた時とは比べ物にならないほど春を満喫できるようになりました。

 

数日だけでもいいからムズムズ地獄から解放されたいという方、

台北花粉フリー逃避行へようこそ 

 

まとめ

台北・永安市場にある台湾伝統市場「永安市場」の内部

今日は、台北旅行には春を全力でオススメしたい4つの理由をご紹介しました。

 

なかなか気候条件に恵まれることが少ない台北で、

旧正月明けの2月下旬4月中旬にかけての約2ヶ月間は旅をするなら本当にピッタリな季節。

 

美味しいものを発掘するグルメ旅もよし、

ほんの少し遠出して台湾の自然に触れる旅もよし、

ローカルエリアを歩きながらゆったり現地気分に浸る旅もよし。

 

ストレスフリーに台北旅行を楽しむなら、

間もなく訪れる貴重な「春」の季節をお見逃しなきよう!

 

▼台北旅行出発の前に、旅の予習にたっぷり耽ってみては?▼

 

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有形文化財で暮らすように泊まれる古民家ゲストハウスなど、

旅のスタイルに合わせて、様々な選択肢がある台北滞在。

 

どこに泊まろうかとお悩み中の方は、ぜひご参考いただけるとうれしいです!

 

▼こちらの記事もよくお読みいただいています!▼

→台北の冬は意外ときびしいことに気づかされる6つの事実。

→台湾のローカル店へ食事に入る勇気が湧いてくる6つの心得。

→台北駅構内で買えるお菓子系台湾おみやげのオススメ5選。

→台北・西門町で舌鼓!ゼッタイ食べたい伝統台湾グルメ5選。

→ゲイ御用達のもう一つの北投温泉!台北・行義路の名湯4選。

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 今日(2/21)は朝からくしゃみが止まりませぬぅ〰
    関東は春一番が吹いて20℃になったと思ったら
    夜は北風で気温差10℃なんて日が続いてます
    前くんの花粉ストレスフリー台湾いいなぁ~
    台湾の方々も桜を愛でるんですね
    花の色もハッキリクッキリとラズベリーピンク!
    日本にいると桜は染井吉野のベビーピンクって固定観念がありますので
    新鮮な感じがします
    いい季節をボーイフレンドと楽しんでください
    そういえば故宮博物院の青磁水仙盆が大阪に来てるみたいなんですよ
    乾隆帝の漢詩が底に刻んであるやつです
    もう世界の陶磁器の一二を争う至宝なので、ちょっぴり興奮してます
    昨年は台北食べ歩きに終始したので、
    時間を見つけて大阪に行ってきます

    • 日本はもう花粉が飛んでいるんですね!思ったよりも早くてビックリしています。
      台湾でも桜はそろそろ咲き始めました。
      今週末から4連休に入るので、桜の名所はお花見で賑わいそうです、

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