中欧旅行で体験してよかった10のこと。ブラチスラバ・ブダペスト・ウィーンの3都市を巡るヨーロッパ旅行へ。

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オーストリア・ウィーンの夜の街並み

スロバキア・ハンガリー・オーストリア。3カ国の首都を巡る中央ヨーロッパ旅行の中で、特に印象的だった体験についてまとめてみます。

こんにちは!先日、台湾人ボーイフレンドと8泊10日のヨーロッパ旅行へ行ってまいりました、Mae(@qianheshu)です。

今回の旅行では、スロバキア・ブラチスラバ、ハンガリー・ブダペスト、オーストリア・ウィーンの中央ヨーロッパ3カ国の首都を巡りました。

いずれもドナウ川の流域にあり、隣り合っている国々でありながら、現地で感じた印象は本当にそれぞれ。

これまでメインで旅をしていたアジア各国を訪れるのとはまた違った、刺激に満ちた旅行となりました。

今日は、中欧3カ国への旅行で体験して良かった10のことについて、書いてみたいと思います。

目次

スロバキア・ブラチスラバ

1. コンパクトなブラチスラバ旧市街を、徒歩で散策。

スロバキア・ブラチスラバ旧市街を走るトラム
スロバキア・ブラチスラバ旧市街の傘が並ぶ通り

 

ブラチスラバの旧市街は

トラムも通っていますが、

徒歩だけでも充分に巡れる大きさ。

 

石畳の道路沿いに並ぶ

パステルカラーの建物たちが

とてもかわいらしく、

全ての道を踏破する勢いで(?!)

とにかく歩きまわりました。

 

スロバキア・ブラチスラバ旧市街の夜
スロバキア・ブラチスラバのバーで飲んだドリンク

 

夜になると、

団体のツアー客が街を離れて

しんとするのかと思いきや、

 

ちょうど週末だったこともあってか、

あちこちのお店から

大音量のダンスミュージックが

鳴り響き、

昼間にも負けない賑やかさに。

 

せっかくなので、

僕たちもバーに立ち寄って、

ほんのりナイトライフも

楽しませていただきました。

 

スロバキア・ブラチスラバ旧市街にある聖マルティン大聖堂の内部
スロバキア・ブラチスラバ城の外観
スロバキア・ブラチスラバ城の館内
スロバキア・ブラチスラバ城の庭園

 

聖マルティン大聖堂や、

街のシンボルである

ブラチスラバ城など、

旧市街内や周辺には

じっくり見学したいスポットも。

 

ウィーンからバスで1時間ほどと、

日帰り観光も可能ですが、

せっかくなら泊まりがけで

ゆっくりと訪れるのも

アリかと思います。

 

2. 12世紀の歴史的建造物に泊まれる、ホテルに滞在。

スロバキア・ブラチスラバのおすすめホテル「Arcadia Boutique Hotel」の外観
スロバキア・ブラチスラバのおすすめホテル「Arcadia Boutique Hotel」のロビー
スロバキア・ブラチスラバのおすすめホテル「Arcadia Boutique Hotel」のフロント

 

ブラチスラバでは、

旧市街の中にあるホテル

「Arcadia Boutique Hotel」

に、滞在しました。

 

久しぶりすぎるヨーロッパ旅行

ということもあり、

チェックイン前は

緊張もしていたのですが、

 

親切なスタッフさんの対応に、

ほっと一息。

 

宿泊しながらにして、

12世紀の歴史的建造物の趣を

体験できたのが、

とても良かったです。

 

スロバキア・ブラチスラバのおすすめホテル「Arcadia Boutique Hotel」の朝食(ジュース)
スロバキア・ブラチスラバのおすすめホテル「Arcadia Boutique Hotel」の朝食

 

ビュッフェスタイルの朝食では、

グルテンフリーに配慮した

メニューも準備されていたのがまた、

ありがたい。

 

外へ出た瞬間から

旧市街散策を楽しめる、

観光に便利なロケーションも

素晴らしかったです。

 

 

ハンガリー・ブダペスト

3. ドナウの真珠と誉高い、美しい建築群を巡る。

ハンガリー・ブダペストにある国会議事堂の外観
ハンガリー・ブダペストにあるヴァイダフニャディ城の外観

 

ブラチスラバから列車に乗って、

次に訪れたのは、

隣国のハンガリーの首都・

ブダペスト。

 

今回訪れた3カ国の中でも、

建築の見ごたえという意味では、

このブダペストが

間違いなくトップでした。

 

ハンガリー・ブダペスト国立歌劇場横の街並み
ハンガリー・ブダペストのカフェ
ハンガリー・ブダペストにある聖イシュトヴァーン大聖堂の内部

 

「ドナウの真珠」

と、称されることも多い

世界遺産の街は、

どこも絵になる風景ばかり。

 

後に訪れたウィーンも

美しい街ではありますが、

ブダペストの建物群は

より昔のまま、ありのままの状態で

保存されている印象です。

 

ハンガリー・ブダペストにある漁夫の塔の階段
ハンガリー・ブダペストにある漁夫の塔の夜景
ハンガリー・ブダペストの漁夫の塔から眺める夜の国会議事堂

 

ブダペストの夜景も

ぜひこの目で見てみたくなり、

夜に訪れた漁夫の塔。

 

漁夫の塔自体も見ごたえ満点ですが、

そこから眺める

ライトアップされた国会議事堂も、

幻想的すぎる美しさでした。

 

4. ヨーロッパを代表する温泉都市で、ゆったり休憩。

ハンガリー・ブダペストにあるセーチェニ温泉の外観

 

ブダペストは、

ヨーロッパを代表する温泉都市。

 

街の様々な場所に

温泉施設があって、

日本や台湾の温泉とは

また違った趣の中で

お湯を楽しむことができます。

 

ハンガリー・ブダペストにある温泉施設「Irgalmasok Veli Bej Bath」の外観
ハンガリー・ブダペストにある温泉施設「Irgalmasok Veli Bej Bath」の看板

 

一番有名なのは

セーチェニ温泉ですが、

僕たちは下調べ中に見つけた

穴場な温泉の方が気になって、

 

ブダエリアにある

「Irgalmasok Veli Bej Bath」へ。

 

病院併設の湯治施設

といった感じですが、

外来での利用も可能。

 

大浴場の他、

サウナやプールも完備されていて、

規模の大きなスパに近い雰囲気です。

 

日本や台湾の温泉と比べると

温度が多少ぬるめではありますが、

穴場ゆえか人も少なく、

ゆっくりとお湯を楽しめたのは

想い出深い時間。

 

水着とタオルの持参は必須、

床が滑りやすいので

サンダルも準備しておけば、

なお良いかと思いました。

 

5. ゴージャスすぎる国立歌劇場で、オペラ鑑賞。

ハンガリー・ブダペスト国立歌劇場の外観

 

せっかくヨーロッパに行くのだからと、

音楽好きのボーイフレンドが

旅行前から楽しみにしていたのが、

音楽鑑賞。

 

ハンガリー国立歌劇場で上演される

オペラ公演のチケットを

予約しておいてくれたので、

 

ちょっぴり

フォーマルな格好に着替えてから、

お出かけしてきました。

 

ハンガリー・ブダペスト国立歌劇場の座席

 

オペラを生で鑑賞するのは

初めてだったのですが、

オペラ歌手たちの声の強さや

美しさはもちろんのこと、

非常に大掛かりな舞台装置にも感動。

 

突然、

彫刻のように美しい肉体の

男性が一糸纏わぬ姿で

ステージ上に登場するなど、

 

これが

ヨーロッパのアートの真髄なのかと、

驚きに満ちた時間を

過ごすことができました。

 

ハンガリー・ブダペスト国立歌劇場の階段

 

口があんぐり開いてしまうほど

圧倒的な美しさを誇る

国立歌劇場内を

合わせて見学できたのも、

感激の体験となりました。

 

オーストリア・ウィーン

6. 暮らすような旅を体験できる、アパートメントホテルに滞在。

オーストリア・ウィーンのおすすめアパートメントホテル「WELTWIEN Apartments」の外観
オーストリア・ウィーンのおすすめアパートメントホテル「WELTWIEN Apartments」のエントランス

 

ブダペストから列車に乗って

到着したウィーンでは、

 

「WELTWIEN Apartments」

という、キッチン付きの

アパートメントホテルに

滞在しました。

 

周辺に地元の方々御用達の

スーパーマーケットが

たくさんあるような、

住宅街のど真ん中に滞在。

 

僕たちも、現地で食材を買って、

朝食と夕食は

ホテルで自炊しながら

3泊の時間を過ごしました。

 

オーストリア・ウィーンのおすすめアパートメントホテル「WELTWIEN Apartments」スタンダードアパートメントをロフトから
オーストリア・ウィーンのおすすめアパートメントホテル「WELTWIEN Apartments」スタンダードアパートメントのキッチン
オーストリア・ウィーンのおすすめアパートメントホテル「WELTWIEN Apartments」スタンダードアパートメントのクッキングヒーター
オーストリア・ウィーンのおすすめアパートメントホテル「WELTWIEN Apartments」スタンダードアパートメントのロフトに置かれたテーブル

 

広々としたベッドルームや

調理器具が揃っている

キッチンの他、

ロフトやテラスも付いているなど、

設備も充実。

 

本当にウィーンで

暮らしているような気分になれて、

とてもおもしろい体験ができました。

 

 

7. 気品があふれすぎる、煌びやかな歴史スポットを巡る。

オーストリア・ウィーンのケルントナー通り
オーストリア・ウィーンにあるカールス教会の外観
オーストリア・ウィーンの馬車が走る街並み
オーストリア・ウィーンにある美術史美術館の内部

 

世界遺産に登録されている

ウィーン歴史地区は、

同じ世界遺産でも

ブダペストとはまた異なる趣。

 

細やかな装飾が施され、

真っ白に統一された建物群と、

その庭先の花壇に植えられた

真っ赤な花々。

 

全てが

計算し尽くされているかのような

見事な調和が保たれていて、

街中に気品があふれにあふれています。

 

美術館や博物館もたくさんあって、

たった3日の滞在では

とても巡りきれなかったのが

心のこりです。

 

ウィーン・シェーンブルン宮殿の外観
ウィーン・シェーンブルン宮殿の大広間

 

中心部から

少し離れたところにある

世界遺産・シェーンブルン宮殿でも、

内装の豪華さに驚き。

 

無料でオーディオガイドを

レンタルできるので、

 

ガイドを聴きながら

館内を見て回ると、

オーストリアの歴史についても知れ、

より深く見学することができました。

 

8. 1000人の交響曲と言われる、超豪華な音楽コンサートを鑑賞。

オーストリア・ウィーン楽友協会の外観

 

ウィーンでも、

ボーイフレンドが事前に

予約してくれていたコンサートへ。

 

ウィーン学友協会にて、

マーラー作曲の『交響曲第8番』

を、鑑賞しました。

 

オーケストラやコーラス、

オペラ歌手を含め

総勢1000人以上で

演奏されたこともあるという、

特大規模のこちらの楽曲。

 

今回のコンサート会場の

ステージには、

さすがに1000人は

上がりきれなかったようですが、

 

それでも、目算で

総勢300人近くはおられたかと。

 

ステージ上方の2階にある

パイプオルガン前も、

コーラス隊で埋め尽くされるという

超豪華な演目でした。

 

オーストリア・ウィーン楽友協会の内部

 

僕は、クラシック音楽には

あまり詳しくありませんが、

それでも初めて鑑賞する規模の

コンサートには圧倒されっぱなし。

 

ステージ上だけでなく、

会場のあちこち(時には客席)からも

楽器が鳴り響いてきて、

その壮大さとアイデアのおもしろさに

感銘を受けました。

 

9. プライドマンスのウィーンで、LGBTフレンドリーな空気を体験。

オーストリア・ウィーン楽友協会に掲げられるレインボーフラッグ

 

僕たちが中欧を訪れたのは

6月だったのですが、

この時期を選んだのは

プライドマンスだったから。

 

隣合った3カ国でも、

プライドマンスへの対応は

本当にそれぞれでしたが、

 

ウィーンの力の入れ具合は

間違いなく、

トップクラスでした。

 

オーストリア・ウィーンの地下鉄駅に掲載されたプライドマンスのポスター
オーストリア・ウィーンプライドのパンフレット

 

ウィーンに到着した

列車の駅から出た瞬間も、

地下鉄構内で目に入る

ポスターも、

 

歴史スポットや

美術館のエントランスも、

あふれんばかりのレインボー。

 

あと1週間遅く訪れていれば、

ウィーンプライドにも

参加できたことを現地で知って、

少し惜しかったのですが、

 

それでも、

初めてヨーロッパの

プライドマンスの勢いを

体感できて大満足です。

 

オーストリア・ウィーンにあるLGBTフレンドリーカフェ「Café Savoy」の店内
オーストリア・ウィーンのバーで飲んだドリンク

 

ウィーンには、

LGBTフレンドリーな

カフェやバーもたくさん。

 

僕たちも滞在中に何軒か立ち寄って、

プライドマンスで一層に賑わう

現地の空気を楽しむことが

できました。

 

3都市共通

10. 中欧ならではの、おいしいグルメを堪能。

スロバキア・ブラチスラバで食べたオニオンスープ
ハンガリー・ブダペストで食べたシュニッツェル
ハンガリー・ブダペストで食べたチキングヤーシュ

 

今回訪れた3カ国には、

想い出深いグルメもたくさん。

 

パプリカや玉ねぎが

たっぷり入ったスープ

「グヤーシュ」や、

 

薄く伸ばしたお肉に

衣をつけて揚げたカツレツ

「シュニッツェル」などの

名物料理に加え、

 

驚くほど巨大な

ポークリブステーキや、

薄焼き生地を

パリッと焼き上げたピザ、

 

どの街にもたくさんある

ジェラートなど、

おいしいものにも多数

出会うことができました。

 

オーストリア・ウィーンで食べたポークリブステーキ
オーストリア・ウィーンで食べたピザ

 

ただ、レストランでの食事は

料金が高いことに加え、

ボリューム的にも風味的にも

なかなかヘビーなものが多いので、

 

訪れるのは、

1日1食くらいが

ちょうどいいのかも、

という印象。

 

僕たちの場合は、

朝食や夕食は軽めのものにして、

お財布にもカラダにも

負担をかけすぎないよう、

バランスをとっていました。

 

スーパーマーケットに行けば、

サラダやパン、フルーツなどが

簡単に手に入るので、

 

それらを取り入れながら

旅の食事を組んでみるのも

良いかと思います。

 

まとめ

オーストリア・ウィーンの夜の街並み

 

今日は、

中欧3カ国への旅行で

体験してよかった10のこと

について、書いてみました。

 

3都市ともに、

治安面でも比較的安全な印象で、

初ヨーロッパ旅行の目的地としても

ピッタリではないかな、

という感想。

 

今回は、台北ーウィーンの

直行便を利用しましたが、

 

(13時間というフライトの長さは別として)

アクセスもしやすかったので、

10日間でもかなり満喫できました。

 

またいつか、行けるといいなあ。

 

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