とことん透き通る海を満喫できる楽園ビーチから、離島ならではの風情あふれる建築群まで!台湾の離島・澎湖での観光で訪れたい、おすすめのスポットをまとめます!
こんにちは!台北在住もまもなく丸10年を迎えます、Mae(@qianheshu)です。
【澎湖のおすすめゲストハウス「彩色珊瑚礁 Color Coral Hostel」。屋上ジャグジーで過ごす極上の時間は、旅一番の思い出です。】の記事でもご紹介しましたが、先日、ボーイフレンドと2人で澎湖旅行に行ってきました!
澎湖を訪れたのは初めてということで、行ってみたいところがたくさん。
時間にも限りがあり、全てを訪れることはできませんでしたが、それでも台湾の離島・澎湖の魅力をたっぷりと体感することができました。
今日は、初めての澎湖旅行で訪れた場所の中から、行って良かったと感じているお気に入りのスポット6つをご紹介。
澎湖への旅行をご計画される際に、お役立ていただけますと幸いです。
台北から澎湖への行き方と、現地での移動手段について。
台北から澎湖へは、
飛行機の国内線を利用して
向かうことができます。
今回は、
長榮航空(エバー航空)系列の
「立榮航空(ユニエアー)」に、
台北の松山空港から搭乗。
離陸して50分ほどで到着と、
アクセスがとても便利なのも、
澎湖の魅力かと思います。
澎湖空港(馬公空港)から
澎湖市街(馬公市街)へは
距離があるので、
空港を出てすぐの乗り場から、
タクシーで向かうのが良いかと。
僕たちは、
宿泊先のゲストハウスに
空港からの送迎サービスが
あったので、
そちらを利用させて
いただきました。
澎湖は大きく分けて、
「馬公」「湖西」
「白沙」「西嶼」の
4つのエリアがあります。
見どころは各地に散らばっており、
大きな橋を渡って海を越えたりと、
スポット間の距離も
かなりあるので、
観光には、
自由に移動できる足を
調達した方が良いかと。
今回の滞在では、
スクーターをレンタルして、
(運転はボーイフレンドにおまかせ 笑)
各地の見どころを巡ってきました。
1.【嵵裡海灘】とことん透き通る海と、きめ細かいサラサラの砂。ゆったり海遊びを満喫できる楽園ビーチへ。
今回の澎湖旅行では
2つのビーチを訪れ、
どちらもすごく
満喫できたのですが、
どちらか1つに絞るのであれば、
僕は「嵵裡海灘」
を、挙げておきたいです。
「嵵裡海灘」があるのは、
馬公エリアの南側。
訪れたのは週末だったのですが、
それにも関わらず
人がとても少なく、
ビーチのテントも
スムーズに借りることが
できました。(1時間200元〜)
ビーチの砂は
きめ細かくサラサラで、
海水は1滴の濁りも
感じられないほど、
とにかく透明!
「南国のビーチ」と聞いて、
頭に思い描く通りの楽園が、
一面に広がっていました。
このビーチ大好きすぎる😎🏖 pic.twitter.com/3AmIwMYMHS
— Kazuki Mae🌈🇹🇼 (@qianheshu) July 31, 2022
岩が全くなく遠浅なので、
足元の心配も不要。
安心して心ゆくまで、
ゆったりと海遊びを
楽しむことができます。
更衣には、
トイレの個室を使うことに
なりますが、
ビーチの一角には
コイン式のシャワーも。
ただ、レストランが
ビーチに1軒あるものの、
それ以外に食事や買いものが
できる場所はないので、
軽食や飲み水などは
持参した方が良いかと思います。
嵵裡海灘
ちなみに、旅行中に訪れた
もう1つのビーチは
「山水海灘」。
「嵵裡海灘」と同じく、
馬公エリア南側にあるビーチで、
こちらは夕暮れ時に訪れました。
砂のきめ細かさや透明度は、
嵵里海灘と同等。
更衣室やコインシャワーも
完備されていて、
とても便利に利用することが
できます。
暑さが和らぎ、景色が刻々と
色を変えていく中での
海遊びも、
澎湖旅行での
特別に印象深い1コマです。
山水海灘
2.【奎壁山摩西分海】チャンスは1日1回限り!モーゼの海割りさながらに海底を歩く、自然の神秘を体験。
海に関係するスポットであれば、
湖西エリアにある
「奎壁山摩西分海」も、
海の神秘を体感しに
訪れたい場所。
「摩西」とは
「モーゼ」のことで、
モーゼの海割りのごとく、
干潮の時だけ対岸への道が
現れることから、
その名がついたそうです。
対岸の島・赤嶼への
道が現れるのは、
1日にたった1度だけ。
潮が引いた後には、
火山活動によって
形成されたという
龍のように岩がうねる地形や、
小さな貝・カニなど
干潟ならではの生態系を
観察することもできます。
滑りやすいので、散策の際は
足元に充分お気をつけくださいね。
ちなみに、道が現れる時間は
毎日異なるので、
あらかじめ
干潮の時刻を調べてから
向かうのが必須。
それでも、
風などの影響によって、
海水が完全に引かなかったり、
引きが遅くなったりすることも
あるそうなので、
運に左右されることもあるのは
ご留意ください。
奎壁山摩西分海
3.【通樑古榕】樹齢300年を超えるガジュマルの樹が圧巻!天が枝葉で覆い尽くされた、白沙エリアの有名スポット。
じっくり立ち寄るタイプの
スポットではありませんが、
観光の合間に近くまで来たら、
ぜひ立ち寄っていただきたい
「通樑古榕」。
白沙エリアの西端、
澎湖跨海大橋の入り口から
ほど近い場所にあります。
保安宮の前の広場で
上を見上げてみると、
一面を密に覆っているのは、
樹齢300年を超えるという
榕樹(ガジュマル)の枝葉。
榕樹に侵食された様子が神秘的な
台南の「安平樹屋」も圧巻ですが、
濃密さで言えば、
こちらの「通樑古榕」の方が、
さらに勝っているかもしれません。
木陰に入ると、
さっきまでの灼熱の暑さが
グッと和らいで、
吹き抜ける海風が心地よい。
周辺には、
澎湖名物・サボテンアイスのお店も
集まっているので、
ひんやり甘酸っぱい
おやつをいただきながら、
しばしの休憩タイムを
楽しんでみてください。
通樑古榕
4.【篤行十村】日本式木造家屋が今ものこるリノベスポット。戒厳令時代の名残りにドキッとさせられる一角も。
台湾本島とは異なる風情を持つ、
澎湖ならではの集落も、
旅行中、特に興味深かった場所。
そのうちの1つが馬公エリア、
市街中心部のすぐ近くにある
「篤行十村」です。
「篤行十村」にのこっている建物は、
かつて日本統治の時代に、
澎湖部隊の宿舎として
建てられたもの。
後に、国民党政府と共に
台湾へやって来た人たちが暮らす
「眷村」として使用され、
敷地内には、
戒厳令の時代が
思い起こされるような
メッセージもあちこちに。
ぐるりと巡っていると、
思わずドキッとさせられる
瞬間もありました。
現在は、
リノベスポットとして
生まれ変わっており、
フォトジェニックなエリアとして、
記念撮影に訪れる観光客で
賑わいます。
僕が特にお気に入りだったのが、
「島讀館」という本屋さん。
木造家屋をリノベーションした
館内には、
台湾の書籍がずらりと並んでおり、
板張りの間やふすまなど、
日本の建築様式をあちこちに
観察することができます。
おとなりの「文創館」で
ドリンクを購入すれば、
館内のちゃぶ台に座って
過ごすこともでき、
まったりクールダウンするには、
ピッタリのスポットかと思います。
篤行十村
5.【中央老街〜澎湖天后宮】木造の軒先が美しい古民家が並ぶノスタルジックな通りへ。400年以上の歴史を有する台湾最古の媽祖廟も必見。
馬公市街中心部に来たら、
古民家がずらりと並ぶ
「中央老街」へも、
ぜひ足を運んでみてください。
木造の軒先に
真っ赤な提灯が並ぶ景観は、
とてもレトロでノスタルジック!
かわいい雑貨ショップや
おみやげ店に立ち寄りながら、
ゆっくりとお散歩を
楽しみたくなるスポットです。
中央老街
そして、
「中央老街」を抜けたら、
すぐおとなりに建つ
「澎湖天后宮」へ。
台湾各地には、
媽祖を祀った廟が
たくさんありますが、
「澎湖天后宮」は、
台湾で一番最初に建立された
媽祖廟とのこと。
宗教的な価値もさることながら、
400年以上も前に建てられた
建物の扉や柱の風合い、
あちこちに施された
細やかな木彫りの
装飾などがまた、
とても美しい!
お参りと合わせて、
ぜひじっくりと見学してみて
ください。
澎湖天后宮
6.【二崁聚落】おいしいグルメが楽しめるお店も。西嶼エリアで訪れたい福建式伝統家屋の建築群。
西嶼エリアにある「二崁聚落」も、
澎湖旅行でぜひ訪れて
いただきたい集落。
福建式の伝統家屋が今ものこる
「二崁聚落」には、
珊瑚で築かれた石垣や、
赤レンガの屋根が
ずらりと並んでおり、
台湾本島では見られない
澎湖ならではの景観が
広がっています。
また「二崁部落」には、
新鮮なお刺身やかき氷、
豆花など、
おいしいグルメが楽しめる
お店もあります。
澎湖では、
猛暑の中をひたすらスクーターで
走り回っていた僕たち。
西嶼エリアに到着する頃には、
心から冷たいものが恋しくて、
この「二崁聚落」で
もりもりのかき氷を食べたのも
良い思い出です。
二崁聚落
まとめ
美爆🐋 pic.twitter.com/AGGp1mRHk0
— Kazuki Mae🌈🇹🇼 (@qianheshu) July 30, 2022
今日は、
初めての澎湖旅行で
行って良かった6つのスポット
を、まとめてみました。
あと、上のスポットには
含みませんでしたが、
白沙エリアにある「天堂路」も、
透き通る海と記念撮影をしたい時に
おすすめです。
この記事を書きながら、
思わずまた行きたくなって
しまったくらい、
今回の旅行で、
澎湖が大好きになりました!
台北から飛行機に乗り込んで、
たった50分で到着できる楽園。
綺麗なビーチで
海遊びをとことん満喫したい方、
台湾本島とはまた違った風情に
浸ってみたい方。
次回の台湾旅行では、
ぜひ台湾の離島・澎湖を
訪れてみてはいかがでしょうか。
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