古都・台南だけじゃない!高雄にもレトロな癒やし空間あるんです!
こんにちは!ボーイフレンドに教えてもらったノリノリV-POP(ベトナムポップス)にハマり中のMae(@qianheshu)です。
例えば、コレ。台湾のクラブでも流れないかと、密かな期待を寄せております。
さて、「台湾で歴史あふれる場所を見たい!」と言うと、台湾の京都的存在である「台南」を真っ先に思い浮かべる方は多いかと思います。
でも実は、台南のおとなりの街「高雄」にも、昔ながらの建物がたくさん残されているのをご存知でしょうか?
最近では、台湾でのコーヒー人気を裏付けるかのように、そんな古い建物でお茶を楽しめる「おしゃれカフェ」が急増中!
そこで今日は、南国都市・高雄の街で出会った「センスあふれるレトロカフェ」を3つご紹介!
コーヒーをあまり飲めない僕は、美味しいランチをいただきながらレポートします!
高雄文藝青年の聖地!「書店喫茶 一二三亭」。
まずは、僕の高雄一番のお気に入りエリア「西子灣」にあるレトロカフェから。
捷運(地下鉄)西子灣駅の2番出口を出てすぐのところに広がる古民家の佇む街なみ。
「哈瑪星」の名で親しまれているこの一角で、
白いのれんのかかった建物を探してみてください。
少し奥まったところにあるのでついつい見逃してしまいそうになりますが、
「ヒフミ」のロゴが見えたら、そこが今回の目的地。
のれんをくぐって階段を上っていくと、「一二三亭」の玄関に到着です。
控えめにかかった「営業中」の札が、隠れ家っぽくて何ともニクい!
まるで、昭和の時代にタイムスリップしたかのような錯覚すら起こしそうになります。
「你好。一位嗎?」
カウンターの向こうから、丸メガネをかけた
キュートな文青(文藝青年)スタッフさんがお出迎えです。
「書店喫茶」というだけあって、壁際の大きなブックシェルフには本がずらり!
中国語の本はもちろん、日本語の小説や雑誌もたくさん置いてありましたよ!
見上げれば、木造の屋根のりっぱなこと。
今や、日本でもなかなか見られないくらいの年季の入りようです。
ゆったりと配置されたテーブルに、ムーディーな懐メロがゆるやかに流れる店内。
窓からふんわり差し込んでくる陽の光も心地よくて、読書好きにはたまらない空間です。
お昼ごはんにオーダーしたのは「黑咖哩雞肉飯(チキン黒カレー)」のセット、
180元(=約610円)。
鶏肉と野菜がたっぷりの黒カレーに、
玉ねぎとヤングコーンのおひたし、
豆腐のお味噌汁と、
台湾にいるのを忘れてしまいそうになるほどの本格和風メニューです。
じっくり煮込まれた香ばし黒カレーに、トロトロチーズの濃厚な風味が絶妙。
特にダシがしっかり効いたお味噌汁は、台湾トップクラスのクオリティーです!
日本の心、入ってます!
高雄で美味しい日本食にありつきたいとき、読書に耽りたいとき、
ここはゼッタイ行きつけ間違いなしですね。
書店喫茶 一二三亭
Address : 高雄市鼓山區鼓元街4號2樓
TEL : +886-7-531-0330
Facebook : https://www.facebook.com/cafehifumi/
柴犬社長がお出迎え!?「喜八咖啡店」。
続いて向かったのは、高雄捷運の交差点「美麗島」エリア。
改札を出て、高雄人の誇り「光之穹頂(Dome of Light)」を見上げながら、地上へと向かいます。
メイン通りから路地裏をくねくね歩いていくと、
突如見えてくるオシャレなタイル貼りのエントランス。
ここが、今日ご紹介するもう一つの古民家カフェ「喜八咖啡店」です。
「喜八」は中国語で xi3 ba1。
そう、日本語の「柴(しば)」のもじりなのです!
席待ちの行列ができるほどの人気の秘密は、カフェの看板犬「柴犬社長」。
カウンターで写真を撮ったこの時は、残念ながら「出張中」。
一緒に記念撮影はなりませんでした…
ちなみに、奥の方にそっと見える小さなテーブルが柴犬社長のデスクらしいですよ。
席は2階ということで、カウンター脇の階段を上っていきます。
コンクリート打ちっぱなしの壁に、白い木の窓枠がとってもクール。
電球むき出しのテーブルライトや、飾られているシュールな絵も、
内装とすごくマッチしていて良い感じです。
お店の正面に当たる窓側には、カウンター席も。
友達や恋人と食事をするお客さんたちで、店内はかなりにぎやかな雰囲気です。
階段側には大きめのテーブルがもう一つ。
高雄ゲイにも人気なのか、こちらの席ではこの後、
仲良しゲイ4人組がおしゃべりに花を咲かせることになります。
読書に来るというよりは、
誰かと一緒に休憩に立ち寄るといった使い方のほうがしっくり来そうですね。
ちょうどお昼どきだったので、ランチにオーダーしたのが
「茶泡飯套餐(お茶漬けセット)」160元(=約540円)。
味は「鮭」と「梅」の2種類から選べるようになっています。
だし巻きと煮物の小鉢が一つと、お漬物がついたシンプルメニュー。
ご飯にかけるのはお茶ではなくて、お塩で味つけした昆布だしです。
高雄でいただく、ちょっぴり贅沢なサラサラお茶漬け。
連日の夜市グルメでおなかがお疲れ気味のときには、かなり重宝しますよ。
柴犬社長と存分にふれあえなかったのが、唯一の心残りですね。
次回こそは!
喜八咖啡店
Address : 高雄市新興區南台路43巷21號
TEL : +886-7-281-2875
Facebook : https://www.facebook.com/shibaRND/
港に佇む隠れ家カフェ!「好嗜一餇」。
最後は、高雄港や駁二藝術特區にもほど近い高雄の人気エリアから。
捷運「鹽埕埔」駅から歩いて7~8分ほど。
街の中心部から少し離れたた閑静な通りを歩いていると、ふとレトロな空間が姿を現します。
「好嗜一餇」もまた、高雄の古民家をリノベーションして営業している
Maeのお気に入りのカフェです。
店内はテーブル席2つにカウンター席のみで、とってもコンパクト。
アットホームさはさることながら、落ち着いたトーンの調度品たちが醸し出す空気もまた、
隠れ家感をグッと盛り上げてくれます。
表通りに面したカウンター席の前に並ぶ、木でできたアートな窓枠たち。
台湾でよく見かける伝統的な模様の窓ガラスがはめ込まれていて、
古民家ならではのキュートな佇まいが素敵です。
フード系のセットメニューは260元(=約940円)から。
飲み物やデザート系も揃っているので、旅の合間のちょっとした休憩にも最適ですよ!
今回オーダーしたのは
「酸豆燻鮭(スモークサーモンのマリネ)」260元(=約940円)のセット。
サーモンが惜しげもなくふんだんに使われていて、
なおかつ台湾では貴重なサラダ(生野菜)がたっぷり!
盛り付け方や器のチョイスもセンス抜群で、「これぞカフェ飯!」な王道メニューに大満足です。
食後には60元相当のドリンクも一品ついてくるので、
食事ついでに読書やおしゃべりを楽しむのもアリだと思います!
他にもビーフシチューやチキングラタンなど、
本格的なお料理が並んでいたので次回の高雄旅行でもぜひ試してみたいところ。
食事はもちろん、昔ながらの趣を残した落ち着きある雰囲気も素晴らしいので、
古民家見学も兼ねて立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?
好嗜一餇
Address:高雄市鹽埕區大義街93號
TEL:+886-7-521-0258
Facebook:https://www.facebook.com/boneco.cafe
【2018.09.03】
隠れ家っぽい雰囲気が魅力の古民家カフェ「好嗜一餇」ですが、
残念ながらすでに閉店してしまったようです。
かなりお気に入りだったので、個人的にもすごく残念ですが、
周辺エリアはリニューアルの計画もあり、まだまだ進化の途中ですので、
新しい動きが出てくることを期待しましょう。
まとめ
今日は「高雄のおしゃれな古民家カフェ」3軒をご紹介しました!
どのカフェも捷運(地下鉄)駅から徒歩で行けるので、
旅の合間に一息ついたり、食事がてら台湾の建築ウォッチングをしたいときにピッタリ!
和風メニューがいただけるお店もあるので、
「毎日台湾料理ばかりで、日本のごはんが恋しくなってきた…」という方にもオススメですよ!
台湾・高雄でしか体験できない「レトロな時間」を、
ぜひ古民家カフェで過ごしてみてはいかがですか?
▼台湾南部旅行へ出発の前に、見どころや美味しいものをちょっぴりチェック!▼
台北から高雄へ、最速かつおトクに移動するなら、
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一番速い便を利用すれば、高雄まで約90分。
20%OFFでチケットが入手できるので、ぜひ賢く積極的に活用しておきたいところです。
予約の仕方など詳しくは、
【台湾新幹線(高鐵)を20%OFFでおトクに利用!台南・高雄旅行がグッと便利になるおすすめの方法をご紹介します。】
にてまとめましたので、ご参考にされてみてくださいね。
高雄の人気エリア「鹽埕埔」〜「西子灣」への観光に便利な「塩旅社 Hotel Yam」は、
高雄同志大遊行(高雄レインボーパレード)にも協賛しているLGBTフレンドリーホテル。
お部屋から海が眺められる贅沢な環境と最強のコスパで、
僕たちカップルも超快適な高雄旅行を楽しむことができました!
宿泊時の様子については、
【台湾・高雄観光に便利な海辺のホテル。鹽埕埔駅徒歩5分&LGBTフレンドリーな「塩旅社 Hotel Yam」。】
でご紹介していますので、高雄での滞在をご予定の方はぜひ合わせてご覧くださいね!
※記事中の日本円表記は1元=3.6円で計算しています。(2016年12月現在 )
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