台湾文化系の聖地と言えばここ!学生たちに人気の秘密とは?
台湾の学生さんたちを見ていると、自分の学生時代がいかにユルユルだったか日々実感せずにはいられないMae(@qianheshu)です。どうもこんにちは!
僕の彼氏は大学院生ということで、周囲にもたくさん学生の友人たちがいるのですが、みんな揃いも揃って超優秀。
「採用率1%以下の留学奨学金に通った!」とか「海外大学院から合格通知がウン通届いた!」とか…
かく言う語学オタクの彼氏も、日本語はもちろん、英語、韓国語、フランス語など5つ以上の言語を操れたりするわけで…
成績二の次でアルバイトに明け暮れていた僕の大学時代とは、比べるのも恥ずかしくなってしまいます。
頭のつくりが違うとしか考えられません!
さて、そんな台湾の天才たちに連れられて、僕もよく足を運んでいる場所があるのですが、実はここ、台湾中からインテリたちが集まってくる「文化系パラダイス」!
観光客はほとんど訪れないけれど、台北市民の間では大人気のちょっとした「穴場スポット」なんです!
そこで今日は、台湾インテリたちがこよなく愛する「公館エリア」をご紹介!
カワイイ文化系ゲイたちもお気に入りの公館で、「おしゃれでまったり」台北旅行はいかがですか?
公館ってどんなとこ?
MRT(捷運)松山新店線(グリーンライン)の公館駅(駅番号:G07)から一歩踏み出すと、
すぐ目の前に広がるのが公館エリア。
台湾全国から優秀な頭脳が集まる「台湾大学」のお膝元でもあります。
台湾大学の他に「台湾科技大学」や「台湾師範大学公館キャンパス」など、
学校が密集している場所だけに、「台北一の学生街」として
昼夜を問わず大学生たちで賑わいます。
大学内の寮に住んでいる学生も多いとあって、
ゆる〜い出で立ちの子があちこちに歩いているのが特徴。
「カッコイイ!」というよりは素朴で自然体、「カワイイ!」な男子が多い印象ですね。
大学ならではの「オープン」で「自由」な空気のおかげか、ゲイの間でも大人気のエリアです。
特に、台湾では「文青(文藝青年)」と呼ばれる「文化系」が足しげく通うとして、
よく知られている場所です。
文化系たちに愛される秘密とは、一体なんでしょうか?
古本屋がずらりと集まる「知識の宝庫」。
その理由の一つが、台北では他に類を見ないほどの「本屋密集エリア」であること。
台湾を代表する大型本屋の「誠品書店」はもちろん、
オーナーさんのセンスが光る小さなブックショップ、
中国大陸の本のみを取り扱う簡体字書店…
などなど、とにかく本の種類がとっても豊富!
そして、何より掘り出し物に出会える台北きっての「古本屋街」でもあることが、
文化系たちを魅了する一番のポイントでしょう。
昔ながらの平積みされた本がずらりと並ぶ古本屋さんはもちろん、
最近ではカフェも併設されているような新タイプのオシャレ古本屋さんも進出中。
「リーズナブルにおもしろい本がたくさん買える!」
「ここに来れば見つからない本はない!」
そんな「知識の宝庫」に、台北中から活字をこよなく愛する文青たちが集まってくるのです。
台北指折りの「カフェ激戦区」。
あまり知られていないかもしれませんが、
実は世界を代表する「コーヒーの街」に選ばれたこともある台北。
台北の街を歩いていると、スターバックスなどお馴染みのコーヒーチェーンはもちろん、
テイクアウト専門のコーヒースタンド、
さらにはお馴染みのコンビニからもコーヒーの香ばしい香りが漂ってきます。
参考記事→【台北入選BBC全球6個最棒咖啡城市| ETtoday 東森旅遊雲】
コーヒー好きの増加にともなって台北の街では今、
おしゃれなカフェが雨後の筍のごとく爆増中!
特に、大学や本屋さんの密集する公館エリアは、
カフェがずらりと立ち並ぶ「カフェ通り」も現れるほどの超激戦区となっています。
平日の夜や休日には、コーヒー片手にゆっくりと読書やおしゃべりを楽しむのが、
「文青式ライフスタイル」として浸透しつつあるのです。
超有名店も軒を連ねる「美食の街」。
公館の魅力は、それだけじゃありません!
夜になると、小さめながら夜市も出るこのエリアには、
観光客の知らない「隠れた美食の名店」が満載なのです!
【5年間食べ歩いて見つけたホントに美味しい台北の夜市3選。】でも1度ご紹介しましたが、
「本気のオススメ」なので、ここでもう一度プッシュしておきますね!
日本でも人気の台湾を代表するドリンクと言えば、タピオカミルク!
台北では知らない人はいないと言われるほどの
タピオカミルクの超人気店「陳三鼎」はココ、公館にあります。
黒糖の風味が香るタピオカを濃厚ミルクとシェイクしていただく
「青蛙撞奶」はこのお店の一番人気!
昼夜を問わず常に行列ができる有名店の味わいを、ぜひご賞味あれ!
陳三鼎黑糖青蛙撞奶
Address : 台北市大安區羅斯福路三段316巷8弄口
TEL : 02-2367-7781
陳三鼎の向かいにある「藍家割包」も公館を代表する超有名店。
日本の中華街に行くと「台湾バーガー」とか「角煮まん」という名前で売られているあのグルメ、
台湾では「割包」と呼ばれています。
こちらのお店では、赤身と脂身の比率によってメニューが分かれているので、
お好みに合わせてオーダー可能!
真っ白ふわふわの生地とトロトロの豚角煮は相性バツグン!
一度食べるとやみつきになる、公館の超名物グルメです。
豚のホルモンがたっぷり入った台湾式そうめん「大腸麵線」も絶品!
こちらもオーダーをお忘れなく!
藍家割包
Address : 台北市大安區羅斯福路三段316巷8弄3號
TEL : 02-2368-2060
そして、デザートは「台一牛奶大王」のかき氷で締めましょう!
40年近く前に台湾大学に通っていた会社の上司が
「あそこのかき氷が一番うまい!」
と唸るくらいなので、まさに老舗中の老舗。
かき氷と一口に言えど、メニューは軽く30種類以上!
どれにしようか思わず考え込んでしまう豊富さです。
ボリューム満点のかき氷の上に、小豆や白玉などのトッピングがたっぷり!
とても1人では食べきれないので、ぜひ2人以上でオーダーしてくださいね。
台一牛奶大王
Address : 台北市大安區新生南路三段82號
TEL : 02-2363-4341
レインボーフラッグはためく「LGBTフレンドリー地区」。
MRT公館駅から少し歩いて、台電大樓と呼ばれるビルの周辺まで来ると、
レインボーカラーがちらほらと見える一角にたどり着きます。
ちょうど台電大樓のビルの裏側の通りになるのですが、
実はこのあたりは、LGBT関連のお店が集まっていることで有名なんです!
レズビアン向けの洋服やグッズ、情報誌などを扱うお店があれば、
昼夜を問わずゲイの集まるカフェがあったり、
そのおとなりにはLGBT関連の書籍を主に扱うブックショップも並んでいます。
お店の数こそ多くはないものの、ゲイタウン・西門町に次ぐエリアとして、
台北のLGBTコミュニティーの間ではよく知られている場所ですので、
足を運んでみるとおもしろい発見があるかもしれません。
周囲は閑静な住宅街でもあるので、
「賑やかすぎるのは苦手だけど、台湾のLGBTシーンに触れてみたい!」
という方にはすごくオススメですよ!
まとめ
今日は、人気夜市からLGBTカフェまで並ぶ台北・公館エリアをご紹介しました!
公館エリアのお店は、本屋さんもカフェも大体正午ごろからのオープンですので、
お昼ごはんついでに向かうのがちょうど良い頃合いでしょう。
本屋さんで掘り出し物を見つけたら、
(LGBTフレンドリー)カフェに座ってまったり読書、
夜には台北を代表する名店グルメを堪能。
時にカワイイ文化系ゲイを観察しつつ(?)、
時間を気にせずゆっくりと1日を楽しむにはピッタリのエリアです!
名所巡りに疲れたら、公館でちょっぴり「旅の休憩」はいかがでしょう?
▼台北旅行出発の前に、旅の予習にたっぷり耽ってみては?▼
公館までMRT一本で行けるおしゃれホテル「町・記憶旅店 Cho Hotel 」は
台北各地への観光に超便利!
台湾最大のゲイタウン・西門町ど真ん中に滞在しながら、
台北のナイトライフもしっかり楽しんじゃいましょう!
詳しくは【西門紅樓徒歩1分!ゲイフレンドリーホテル「町・記憶旅店」って?】に
まとめましたので、ぜひ合わせてご覧くださいね!
それでは、今日はこのあたりで。
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