19記事目にして「台湾脱出」という暴挙をお許しください。
台湾の祝日「中秋節」はマレーシアでバカンスを楽しんでいたのですが、台北へ台風襲来のため、最後の最後で「飛行機10時間遅れ」をくらったMae(@qianheshu)です。どうもこんにちは!
さすがは台風の国、台湾。旅行保険にはやっぱり入っておきましょうね。
さて、「ペナン島」、「マラッカ」、「クアラルンプール」を6日で巡ったマレーシア三都物語ですが…
その中でも、僕も彼氏もダントツのお気に入りなのが、ペナン島世界遺産の街「ジョージタウン」!
それはもう、魂が抜けちゃうくらいロマンチックなのです!
これを読めば、その理由がきっと分かっていただけるはず。
次のバカンスは、「マレーシア・ジョージタウンでまったり」なんていかがでしょう?
イギリス時代の面影残る建物たち。
ジョージタウンは「気ままにお散歩」がおもしろい街。
街の中心部にホテルをとれば、有名な観光スポットへはタクシーやレンタバイクを使わなくても、
徒歩で充分巡れます。
あせらずあわてず、時間は忘れてゆっくりと。
それが、ペナン島式なのです。
ジョージタウン北側の海岸へ言ってみると、
イギリス時代を思わせる豪華な建物が立ち並ぶエリアにたどり着きます。
南国の真っ青な空に溶け込むかのようにたたずむ、白亜のシティーホール。
パステルイエローの外壁がかわいい、タウンホール。
モスクにもどことなく、ヨーロピアンテイストが漂います。
しかし!ホントの見どころは…
観光スポットでも何でもない、ジョージタウン市民の生活エリアがスゴイんです!
メインの通りを外れて、適当な場所で曲がってみただけなのに…
なんとも絵になる、この街並み!
宿泊しているホテルから数分歩いてみただけでも…
歴史豊かな、情緒あふれる街並みがその顔をのぞかせます!
「これぞ、世界遺産!」
という感じの、コンパクトな二階建てのお家がずらりと並んだ景色が
街全体に広がっているんです!
僕も彼氏も、もう空いた口がふさがりません。
街全体がキャンバス。
別名「アートの街」とも呼ばれるジョージタウン。
街を歩いていると至るところで「ウォールアート」が待ち構えています。
建物の外壁に描かれた平面の絵と、生活の中にありふれたアイテムを使って表現された、
遊びごころ満点のアートたち。
歴史あるこの街の魅力に、見事にひと花添えています。
夜になると、ウォールアートのライトアップも!
でも、いっしょに記念撮影するなら、朝早めのほうが綺麗に撮れそうですね。
マレー、中華、インドのミックス文化。
「バイリンガルなんて序の口」なマレーシアの人たち。
「トリリンガル」はもちろん、
なんと4つ、5つと言語を理解出来る人がゴロゴロいます!
国内なら日本語ですべて通じてしまう日本人からすれば、まさに目からウロコ!
でも、それもそのはず。
マレー系、中華系、インド系。
もともとは全く異なる3つの文化圏の人々が、マレーシアという同じ土地で、
何代にもわたって共に生活してきたわけです。
互いにコミュニケーションをとるためには、たくさんの言語が必要だったのです。
僕らの宿泊したホテルのオーナーさんは中華系でしたが、
中国語はもちろん、英語、マレー語、
さらには閩南語や広東語、潮州話などの方言も話せるとおっしゃりますし。
語学力でマレーシア人には、絶対勝てません…
ジョージタウンはその中でも、中華系が多い街として知られていて、
街のあちらこちらに漢字の看板が掲げられています。
台湾でもおなじみの「廟」で、お線香を焚いてみたり、
夜には「潮劇」の見物をしてみたり。
思わず、中国南部の街にでも来たのかと錯覚してしまいそうです。
しかし、もちろんここはマレーシア。
イスラムの四角い帽子をかぶった男の子たちもたくさんいますし、
街角には古いモスクも。
サリーのお店がずらりと並ぶリトルインディアがあれば、
ヒンドゥーのお祈り用のカラフルなお花も売られています。
3つの文化が不思議なバランスで、生活の中に溶け込んでいる。
これぞ、マレーシアならではのおもしろさです。
おいしいもの、どっさり。
3つの文化があるということは、
マレー、中華、インド、3つのグルメも同時に楽しめるということ!
世界にその名が轟くのグルメ国、台湾からやってきた僕ら。
「これは、放っておけぬ!」
ということで、ジョージタウンでいただいたものを、いくつかご紹介してみます。
【マレー】Mee Goreng
マレーシア式の炒めそば。ライムをしぼっていただきます。
【マレー】Asam Laksa
ペナン島でしか食べられないという幻のグルメ。
すっぱ辛い味わいがクセになります!イチオシです!
【マレー】Cendol
グリーンの麺みたいなのはゼリーみたいなプルプルの食感。
マレーシアの人気デザートみたいです。
【マレー】Rojak
甘辛いタレでグアバや油條を合えたマレー式サラダ。
おいしいけど、いっぱいは食べられないかも。
【マレー】Bubur Cha Cha
あま〜いココナッツミルクの中にカラフルゼリーやサツマイモがたっぷり!
ホットタイプもあります。
【中華】鴨粥粿汁
これは必食!豚のミミやホルモンのスープの中はお米で作った麺。
「鴨粥」なのに鴨もごはんも入ってないのはなぜ?
【中華】雞腳
台湾でもおなじみの鶏脚。マレーシアのは甘辛醤油味で、
口の中でとろけるくらいやわらか〜い!
手を使わなくても食べられます!
【中華】雲吞麵
マレー式ワンタン麺。揚げワンタンがサクサクで美味!
スープなしがオススメ。
【インド】Thali Biryani
インドのセットメニューはとにかくボリューム満点!
おなかをしっかり満たしたいときは迷わずインドレストランへ。
一生分くらいのマレーシアグルメ、2人で食べまくりました!
海、海、そして海。
ジョージタウンには「海に浮かぶ家」があります。
エメラルド色の海へと伸びる「Jetty」と呼ばれる桟橋の上に、
木造の家が建てられて集落になっているのです。
おみやげものがずらりと並ぶ光景は観光地さながら。
でもここも、れっきとした生活の場なんです。
「海の上で暮らす」って、どんな感じなんでしょうね。
歩き疲れたら、彼氏と2人海岸沿いに腰掛けて、しばし休憩。
さわやかな風が火照ったカラダに染み渡るようで心地よいです。
この街に暮らす人々にとって、海は日常。
木陰に寝そべってぼーっと海を眺めたり、
海風を感じながらおしゃべりしたり。
南国らしいゆったりとした時間が、ここには流れています。
こんなにもあざやかな海を毎日眺められるなんて、
「こんな贅沢ってない!」
海の街としてのジョージタウンも、僕らにまばゆいばかりの魅力を見せてくれました。
まとめ
今日は、世界遺産マレーシア・ジョージタウンで感じた街の魅力をご紹介しました。
今回は2日間の滞在という短い滞在でしたが、
「次回は1週間くらいとってゆっくり来たいね!」
と、僕も彼氏もすっかりお気に入りです!
ジョージタウンへは、マレーシアの首都クアラルンプールから飛行機で1時間、
さらにペナン空港からタクシーに乗って30分ほどで到着です。
大切な人と一緒にのんびり羽を伸ばしたい方、慌ただしい生活をしばし離れてリラックスしたい方。
「ジョージタウン」という選択肢、おひとつ加えてみませんか?
▼ジョージタウンのあるペナン島の見どころをまとめてチェック!▼
そして、今回滞在したゲストハウス「Carnarvon House」は、
世界遺産に泊まれる超ユニークなお宿!
ジョージタウンならではの現地密着型歴史体験ができる貴重な環境で、
快適かつフレンドリーな滞在を楽しませていただきました!
詳しくは【マレーシア・ジョージタウンの世界遺産ゲストハウス「Carnavron House」。】
にまとめましたので、ぜひ合わせてご覧くださいね!
それでは、今日はこのあたりで。
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