海辺の街で発見!台北・福隆のLGBTフォトスポットとは?

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台北・貢寮「福連國小」のにじいろ階段で記念撮影

台湾の海辺を自転車で駆け抜けていたら、「にじいろ」なプロフィール写真が撮れてしまいました!

だいぶ涼しくなってきたのと、交通費の節約のため、毎朝自転車で会社に向かっているMae(@qianheshu)です、どうもこんにちは!

台北名物「朝のバイクラッシュ」を横目に見ながら自転車でスイスイと走る抜けていくのは、思いのほか快感です。

仕事前に適度にリラックスできるのもお気に入り。

「天気のいい朝は自転車で出勤」これオススメですよ!

さてさて、何でも、台湾北部の海岸沿いには秘密のLGBTフォトスポットがあるのだとか…

それって、一体どんなところ?『にじいろ台湾』を名のるからには、これは見逃せません!

今日は、海辺の街のサイクリングロードを走りながら、「にじいろ」スポットを探索してみます!

 

目次

スタート地点は福隆。

台北・福隆駅のプラットフォーム

台北から東部方面にむかう火車に乗って、揺られることおよそ1時間30分。

海水浴を楽しむ人々で活気あふれる「福隆」にやってきました!

 

毎年夏になると、「福隆國際沙雕藝術季」というサンドアートイベントが開催されることで有名で、

期間中の福隆のビーチには砂で作られた巨大なお城やら、貫禄満点の仏様やらがずらりと並びます。

 

福隆のビーチ、僕はまだ未体験なので「来年の夏こそは!」行ってみたいところです。

 

さて、本日のお目当て。

 

LGBTフォトスポットがある「にじいろサイクリングロードへは、

ここ福隆から出発します!

 

まずは、自転車調達

 

台北・福隆のレンタサイクル

駅前にはレンタサイクルのお店がいくつか並んでいるので、

駅を出て左側にある、一番賑わっていたお店でレンタルすることに。

 

写真付きの身分証1つをお店に預けて、変速付きのママチャリを

1日100元(=約330円)で借りました。

 

そして、出発前に忘れちゃいけない…

 

台北・福隆名物「福隆便當」

福隆便當(60元=約200円)!

 

福隆と言えば、お弁当の街。

「福隆便當」の看板を掲げたお店が、あちらこちらに軒を連ねています。

 

台湾ではとってもポピュラーな排骨( pai4 gu3 )と呼ばれる豚バラ肉の煮込みが

 

ドーン!

 

と、のっているのが特徴。

「福隆に来たら食べない人はいない」と言われる、長蛇の列ができるほどの大人気メニューなのです。

 

「とびっきり美味しい!」というわけではないのですが、

このどことなく懐かしい感じのするシンプルで素朴な味わいがミソ。

 

「帰り際にもう一つ買って帰ろうかな〜」と、思わず考えてしまいました。

 

LGBTフォトスポットを探しに出発!

 

おなかがしっかり満たされたところで、いよいよママチャリにまたがり

「にじいろ」フォトスポットを目指します。

台北・福隆「舊草嶺環狀線」サイクリングロード

「にじいろサイクリングロード」の正式名称は「舊草嶺環狀線自行車道」

これから、この茶色の道しるべに沿って走っていきますよ!

 

台北・福隆にあるトンネル

福隆駅から10分ほど漕いで行くと、前方にトンネルの入り口見えてきました。

 

「なんと、早くも心霊スポットか!?」

 

と訝しげに眺めていると、

キャッキャと黄色い声を上げながら猛スピードで吸い込まれていく台湾人たち。

 

…どうやら、そういう場所ではないみたいです。

 

台北・福隆にあるトンネルの内部

このトンネルはもともと、列車が走っていたところの跡地。

中を進んでいくと、足元には線路の跡が描かれていたり、かつての駅名看板が残っていたりします。

 

昼間はまだまだ太陽が燃えさかる、さっきまでの外の空気とは打って変わって、

トンネル内はまさに天然のクーラー。

 

「好・涼・快〜 ( hao3 liang2 kuai4 )」

 

温度差10度くらいはありそうな、ひんやりとした空気が心地よいです。

 

しかし…

 

トンネル突入、5分が経過…

 

なかなか出口が見えてきません。

 

ふと、頭上の非常口のライトに目を上げてみると…

 

台北・福隆にあるトンネル内部の看板

なんと、全長2km超

フォトスポットは、まだまだ先のようです。

 

「ケスタ地形」って覚えてますか?

 

空気が心なしか、生暖かくなってきたころ。

トンネルを抜けるとそこは灼熱でした。

 

台北・福隆の集落

相変わらずの大きな太陽の光のもと、現れたのは台湾の東海岸を望む高台

この高台の小さな集落からのぞく青い海、ジブリ映画の港町みたいです。

 

台北・福隆「舊草嶺環狀線」サイクリングロードから望む海岸

さあ、ここからは長〜い海岸線が続きますよ!

この海岸、よくよく観察してみるとすっごく変わった形をしてるんです

 

台北・福隆「舊草嶺環狀線」サイクリングロードから見えるケスタ地形の海岸

斜め13度くらいで、下から上へと突き抜けた岩盤が何層にも連なっていて、

まるで海岸までもが波打っているみたいです。

 

「ケスタ地形」って言うらしいですよ。

 

そう言われてみると、地理の授業で習いましたね!

答案用紙に「ケスタ地形」って書いたこと、あるようなないような気がしますね!

 

まさか、ここで出会うとは… 習っといて本当によかった(?)です!

 

台北・福隆「舊草嶺環狀線」サイクリングロードの海岸

あの「東映」の荒波はまさかここで…?

いや、そんなわけないか。

 

噂のLGBTフォトスポットが現れる気配は、まだありません。

 

小さな漁村でひとやすみ。

 

2時間くらい自転車漕ぎっぱなしで、おしりがヒリヒリしてきたので、

通りがかりの集落に降りてみます。

 

台北・貢寮の貝養殖場

ちょっと驚いたのは、台北から少し離れただけなのに、

このあたりの海水はきれいな透明で青いこと!

 

貝を養殖しているらしいプールを覗いてみると、底がくっきり見えるくらい透き通ってます。

福隆のビーチのあたりでも、ここまで透明な海は見られないはず。

 

どうりで時たま、スキューバダイビングしている人を見かけるわけです。

 

台北・福隆の海岸で磯遊びをする家族

近くの磯に腰を下ろして、ちょっと休憩。

 

子供たちと一緒に、びしょぬれになって遊んでいるお父さんお母さんたちを眺めていると、

僕も思わず飛び込みたくなります。

 

でも、海岸に座り込んで波の音を聞いているだけで癒されますね。

 

海は大好きです

将来は絶対、海のそばに住みたいです。

 

LGBTフォトスポットついに登場!

 

サイクリングロードも、そろそろクライマックスに差し掛かろうかという時のこと。

 

もう一つの小さな集落が、すがたを現しました。

先ほどの集落に比べると、こちらはほとんど人影がなくて、どことなく寂しい雰囲気。

 

台北・貢寮の石積みの建物

中心には、ポツンと佇んでいる石造りの建物跡が。

 

古いもの好きの僕は思わず3分くらい見入ってしまいましたが、

その間も住民が通りかかる様子はなし。

 

「本当にフォトスポットなんてあるのかなあ…」

 

さっきの興奮もどこへやら、ついつい弱気になりながら自転車を漕ぎ始めた…

 

まさにその時!

 

あっ… あれはっ!

 

見えたーーーっ!

 

台北・貢寮「福連國小」のにじいろ階段

鮮やかな七色に染められた大きな階段が、突如として姿を現しました!

 

台北・貢寮「福連國小」のにじいろ階段に座る家族

よく見ると、ここは「福連國小」という小学校の校庭。

小さな運動場からサイクリングロードへとつながる階段が、「にじいろ」だったのです。

 

確かに、この階段を背景に撮ればLGBTなビジュアルに仕上がりそうです。

 

台北・貢寮「福連國小」のにじいろ階段で記念撮影

あまりにも素敵だったので、記念に一枚。

 

この時に撮った写真が、ブログはもちろん、FacebookにTwitter、ライターをしているサイトまで、

プロフィール写真として大活躍してくれているので、

3時間近く自転車を漕いででも来た甲斐がありました。

 

海風を感じながらのサイクリングでリラックスもできたことだし、

大満足です!

 

まとめ

 

今日は、台北・福隆にある「LGBTフォトスポット」をご紹介しました!

 

こちらのサイクリングロード「舊草嶺環狀線自行車道」は、

福隆駅から一周ぐるっと走って、所要時間約3時間30分

 

写真を撮りに行くのはもちろん、

台湾での海風を感じながらのサイクリングも、特別な思い出になること間違いなしです

 

いつもと違った旅をしたい方、台湾の自然を感じてみたい方、

「にじいろフォトスポットがあるサイクリングロード」でひとっ走りしてみませんか?

 

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※記事中の日本円表記は1元=3.3円で計算しています。(2016年10月現在)

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