台湾ビギナーの方も安心!日本語でレッスンが受けられる陶器教室でオリジナルな思い出づくりはいかが?
こんにちは!台北でデザイナーを名乗っていながら、工作がビックリするぐらい苦手なMae(@qianheshu)です。
みなさん、台湾のおみやげや記念品ってどんなものを選ばれていますか?
鳳梨酥(パイナップルケーキ)やカラスミ、お茶、インスタントラーメン、花布雑貨にヒスイ、手作り石鹸、フェイスマスク… などが定番でしょうか。
しかし、中には「ありきたりじゃつまらない!」と感じる方もおられるはず。
そんなあなたは、台湾らしさ満載の「手づくり陶器」というのはいかがでしょうか?
今日は、台北駅からほど近い日本語で学べる陶器教室「LaReine」にお邪魔してきました!
「ゲイの生徒さんも大募集中!」ということで、ボーイフレンドと二人で体験してみましたよ。
人生相談もOK(?)なフレンドリー陶器教室、ココに来ればいつもと違う台北旅行が楽しめること間違いなしです!
「LaReine」への行き方。
陶器教室「LaReine」は、台北駅が目の前の「懷寧街」というところにあります。
一番近いMRT(地下鉄)の出口からなら徒歩3分ほどとアクセス便利です。
最寄りの出口は「Z6」。
出口を出ると前方右手側に新光三越、道路を挟んで左手側に台北駅が見えます。
くるっと後方に方向転換して、三越に背を向けるかたちで直進しましょう。
すると、間もなく「懷寧街」と書かれた標識が現れるので、ここで左折します。
懷寧街に入ったら緑の看板の「水煎包」のお店が見えるので、
そちら側に道を渡っておきましょう。
「懷寧街6號」「台北廣場」と書かれたビルを見つけたら、
「LaReine」はここの11階です!
入り口のカウンターに管理人さんが座っていますが、帳簿にサイン等は必要ないので、
そのままエレベーターの前まで進みましょう。
11階まで上がったら左手に真っ赤な扉を入って、ローカル感満点の階段を上ります。
一つ目の踊り場を過ぎたあたりで、左右に二つのドアがあるフロアが見えてきます。
階段を上りきって左手側の扉をノックすれば、「LaReine」に到着です!
ドアの脇に貼られている日本語のフライヤーが目印ですよ!
カワイイ陶器作品にほっこり。
「LaReine」は元客室乗務員の丸谷さんが運営している、小さな陶器の教室。
正式には「ポーセラーツ」と言い、
無地の真っ白なお皿やカップをベースに転写紙を貼り付けて、
オリジナルの陶器が作れるスタイルです。
入り口には、教室で作れる作品のサンプルがたくさん!
色合いといい、模様といい、かわいらしい陶器がずらりと揃ってます!
中でも、僕がすごく気になったのが、こちらのパイナップル柄の茶器。
上品なゴールドの発色はもちろん、パイナップルがモチーフとは何とも台湾っぽくてステキ!
聞いてみると、このパイナップルのパターンは丸谷さんのオリジナルデザインとのこと。
このデザインなら、台湾旅行の記念にもピッタリそうです!
到着早々、手作りの陶器で入れたお茶とお菓子をご準備いただきました!
しばし自己紹介を兼ねた丸谷先生とのおしゃべりを楽しみつつ、
話題は今回製作する陶器のデザインへと進んでいきます。
いざ、制作開始。
今回は「トライアルコース」ということで、カップの製作に挑戦してみますよ。
真っ白なカップを眺めながら、どのようなデザインにするかを考えていきます。
製作に使うのは、こちらの転写紙。
ファイルの中には洋風から台湾風まで、様々なパターンがあしらわれた
数十種類の転写紙が用意されていて、この中からお気に入りのものを選んでいきます。
色も模様も本当にたくさんあって迷ってしまうのですが、
入り口にサンプルとして並べられていたパイナップルの茶器がどうしても忘れられなかったので、
僕はパイナップル模様で作ってみることにしました。
まず、メジャーを使ってカップの外周と高さを測定。
測った数字を参考に、先ほど選んだ転写紙をカップの大きさに合わせてカットします。
ものさしとカッターを使うだけでも、何だか昔の図画工作が思い出されて懐かしい感じです。
こんな感じで、パイナップル柄を長方形に切り出せました!
切り終えたところで、今度は転写紙を水に浸します。
水に浸すことで転写紙の裏紙がはがれやすくなりそうです。
クルクルと巻き込んでくるのが、しっかり水を吸い込んでいる証拠ですよ。
どうやってカップに貼り付けるのかと疑問に思っていたのですが、
要するにシールと同じ要領なんですね!
裏の白い紙がはがれると、模様の印刷された薄い紙一枚になります。
これをゆっくり、カップに貼り付けていくのですが…
「全面張り」は難易度高!
空気が入らないように貼り付けなくてはいけない上、
カップの表面は緩やかなカーブを描いているので、
両端の貼り着き具合にも気を配らないといけません。
…すみません、ちょっと先生にバトンタッチします。
目の前にプロがいるというのも、教室ならではの頼もしい点ですね 笑
貼り付けた後はカッターを使って、余分な部分を落としていきます。
同時に、気泡ができてしまったところもカッターでつついて、空気を抜いておきます。
先生のおかげでカップが綺麗にパイナップル柄になったところで、
カップの底に名前を入れさせてもらいました。
転写紙にはアルファベットも用意されているので、一文字ずつカットして貼り付ければ、
初の陶器作品完成です!
90%くらい、先生の手が入っているのは内緒ですよ。
初心者は「コラージュ」がオススメ。
一方、ボーイフレンドが選んだのは全面張りではなく、
パーツを一つ一つ貼り付けていく「コラージュ」方式。
丸谷さんオリジナルデザインの「福」をモチーフにした模様と、金魚を使って構成するようです。
こちらも切り取ったパーツを水に浸して、裏紙をはがします。
裏紙が取れると、透明なシールに変身です。
これをカップの中に貼り付ける様子。
水と空気を抜きながら、動かないように固定していきます。
三匹の金魚が、キレイに張り付きました!
作業をしながら、先生とのコミュニケーションが取れるのも教室の魅力。
元客室乗務員という仕事柄、ゲイ関連の話題にも興味津々な丸谷さん。
気づけば、おしゃべり内容も8割方そんなお話になっていました。
ゲイの方も心置きなく(?)セキララにさらけ出して良いので、ご安心ください。
丸谷先生と人生相談もしながら、作品づくりをお楽しみいただけますよ。
ちなみに上はボーイフレンドより、ゲイ専用の出会いアプリについてレクチャーしている図です 笑
そうこうしているうちに、カップの表面にも文字が踊り始め、どうやら形になってきたようです。
先生も唸る、デザインセンスの良さ。
ほぼ自分の力のみで作り上げたのだから、先生の手を借りまくりの誰かさんより相当立派です!
僕よりもデザイナー向きだね、きっと。
どちらも台湾らしさがたっぷり出ていて、良い感じ!
工作に慣れていない方は、ボーイフレンドが採用した小さなシールを一つずつ貼り付けていく
「コラージュ」方式が簡単で気軽に楽しめるかな、という印象です。
デザインが完成したら、転写紙を定着させるために一度かまどで焼き上げます。
二日ほどで焼きあがるということなので、後は先生にお任せして完成を待つのみです。
完成品は「宅配」で。
焼きあがった陶器は教室に直接取りに行くのももちろんOKですが、
どうしても都合が合わない場合は郵送も可能です。
なんと日本への配送も請け負ってくださるので、
旅行で台北に来られたでも受け取りの心配はご無用ですよ!
旅行日数に余裕のある方(4〜5日以上)の場合は、
初日に陶器教室、最終日に教室で直接受け取り、
というのもアリかもしれませんね。
届いた箱を開けてみると、プチプチでしっかり梱包されていましたよ。
割れたり、傷がついたりということもなく、郵送でも全く問題ありませんでした。
転写紙を貼り付けた段階では「オレンジ色ベース+黄色のパイナップル」でしたが、
焼きあがってみると、ほんのりと光沢のあるゴールドに!
パイナップルの部分はカップの地色である白に抜けていて、
気品が漂いつつもキュートな印象に仕上がっています!
カップ底の名前も、しっかり定着されていましたよ。
自分の名前が入っていると、オリジナル感が増して感慨深いです。
ボーイフレンドの作品は、赤がキリッと映えてモダンなカップに。
かなりお気に入りのようで、完成したカップで早速「飲むヨーグルト」をグビグビやっていました 笑
まさに「オリジナルな記念づくり」にはピッタリ!
ボーイフレンドと一緒に作業できたという意味でも、特別な思い出になりました。
まとめ
今日は、台湾旅行の記念に最適な
ゲイフレンドリー陶器教室「LaReine」をご紹介しました!
今回体験したカップと転写紙を使って作る「トライアルコース」は一人500元(=約1,550円)。
茶器を作る「茶器コース」なら、一客1,000元(=約3,100円)、
二客で1,500元(=約4,650円)となっています。
最後に、丸谷さんからメッセージです。
楽しい皆様からのご参加をお待ちしておりま〜す!
是非素敵な作品を作りましょう〜^^
日本語でレッスンを受けられるので、海外旅行初心者の方も安心!
「カップルでの参加もウェルカム!」な陶器教室で、
お二人だけのユニークな台湾旅行はいかがですか?
LaReine
Address:台北市中正區懷寧街6號11F
TEL:+886-978-701-378
E-mail:yoyakulareine1314@gmail.com
Web:http://s.ameblo.jp/maharo888/
Facebook:https://www.facebook.com/masako.marutani.9
それでは、今日はこのあたりで。
※記事中の日本円表記は1元=3.1円で計算しています。(2016年7月現在)
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