ゲイフレンドリーなお部屋に滞在しながら、暮らすような旅を楽しんでみませんか?
こんにちは!最近夜10時を過ぎると猛烈な眠気に襲われ身動きが取れなくなるお子様なMae(@qianheshu)です。
みなさんAirbnbってご存知ですか?
海外旅行はもちろん国内旅行でも使える、現地に住んでいる人の家に滞在することで、より深いローカル体験ができるという「新しい旅のスタイル」を提供しているサービスです。
僕もマレーシアやベトナムに旅した時や、台湾国内の旅でもこれまで10回近くは利用しており、「現地密着型」な感じがかなりお気に入りです。
そして最近になってなんと、ゲイ専用B&B「misterb&b」なるものを発見!
それって何?Airbnbとはどこが違うの?ゲイ専用ってどういうコト?
数々の疑問が頭をよぎりすぎて仕事が手につかなくなってきたので、ここは思い切って実際に体験してみることにしました!
ということで今日は、「misterb&b」を使ってみての様子や感想などお伝えしたいと思います。
「misterb&b」って?
「misterb&b」はフランス・パリ生まれ。
サイト上でお部屋を提供しているホストたちは
全てゲイorゲイフレンドリーという点が、Airbnbとは大きく違う点です。
僕もAirbnbはよく利用すると冒頭で触れましたが、
実は気まずい思いをすることもしばしば。
ボーイフレンドと旅行している時などは特に、
2人の関係について聞かれるとホストの立場が分からないため
どう答えるか悩んでしまうのです。
「気をつかったまま旅をするため、
どこか心の底から大手を振っては楽しめない。」
そんな体験も、なくはないのです。
きっと、そういう思いを抱えてしまうゲイの旅行者は少なくないはず。
このサービスはそんなニーズに応えるべく生まれてきたのだろうと、僕は思っています。
「misterb&b」でお泊まり体験。
今回滞在させていただいたのは、
「misterb&b」にリスティングされていた「V house」。
サイトに掲載されていた写真がおしゃれなのと、
ホストの方が僕と同じデザイナーという点で興味を惹かれました。
予約を入れた日はちょうど海外での仕事が入っているということで
直接はお会いできなかったのですが、チェックインは共同で運営している
パートナーの方を通して対応してくださるとのこと。
サイト上であらかじめ、
お部屋のある建物のエントランスで落ち合う約束をしておきました。
最寄りはMRT淡水信義線(紅の2号線)の雙連駅(駅番号:R12)。
2番出口から徒歩10分ほどの場所に「V house」はあります。
途中、日本人旅行者の間で大人気のマンゴーかき氷のお店「冰讚」を通り過ぎます。
僕はまだ食べたことはありませんが、
多くの台湾在住ブロガーさんたちのお墨付きを得ているのでクオリティーは保証済み。
僕も行列の少ない頃合いを見計らって、
滞在している間に1度は足を運んでおきたいところです。
→『あしたはもっと遠くへ行こう』台北のマンゴーかき氷の名店と言えば冰讚(ピンザン)!半年しか営業しないお店が2016年も営業開始しました
→『台湾大好き!私と台湾と台湾人ダーリンの物語』台湾在住女子が、マンゴーかき氷超定番のお店「冰讚」に行ってみた結果
台北の人気夜市の一つ、地元の人も足繁く通う「寧夏夜市」へは、
お部屋からなんと徒歩1分の距離!
時間を問わず思い立ったらいつでも絶品台湾グルメがいただけてしまう、
この上ない立地の良さです。
おしゃれスポットに進化中のレトロエリア「迪化街」へも徒歩7-8分なので、
台北観光の拠点としてはもってこいだと思います。
お部屋のある建物までたどり着いたところで電話を入れて、パートナーの方と無事合流。
電話以外にも「misterb&b」上のメッセージ機能やLINEもOKなので、
一番使いやすい方法で連絡を取れれば問題ないかと思います。
鍵を受け取ったら、いざお部屋に向かいますよ!
玄関を開けると、まず迎えてくれるのは
3人掛けのソファがゆったりと置かれたリビングルーム。
シングルとダブルの2つのベッドルームがあるので、
2組滞在の場合はここが共用スペースになります。
今回は他のお客さんがいなかったので、なんとまるまる貸切状態です!
ソファの奥には、ダイニングテーブルもありました。
今回の記事は窓辺の元気すぎる鉢植えたちにつつかれながら、
ここでパソコンを広げて仕上げさせていただきました 笑
Wifiもバッチリつながったので、ネット環境も問題なしです!
コーヒーメーカーやポットは自由に使用可能。
観光に疲れたら一旦お部屋に戻って、コーヒーやお茶で一息つくのも良さそうです。
ホストさんはさすがデザイナーとあって、本棚にはデザイン・アート関連の本がぎっしり!
仕事柄興味のある本ばかりなので、
ソファに横になりながらいくつか眺めさせていただきました。
バスルームは、宿泊者どうしでシェアして使うタイプ。
シャンプーやボディソープ等、アメニティ類はバッチリ揃っているので
自分で準備しておくのは歯磨きセットのみで十分です。
掃除もしっかり行き届いていて清潔でしたよ!
洗濯機も洗剤、柔軟剤とともに自由に使えるので、長期滞在の場合も安心。
使い方説明のプレートにも、デザイナーならではのセンスを感じます。
そして、シングルのベッドルームがこちら。
スペース自体はコンパクトですが、
一面に明かりとりの窓があるので窮屈感は全くありません。
角に置かれた椅子といい、照明類といい、どれもすごくオシャレです。
こちらはダブルルーム。
シングルルームと同じく窓が大きいので、かなり開放感があります。
ベッド脇の風船をモチーフにした照明も、ユニークでカワイイです。
カウンター式のテーブルには周辺の旅行情報やフライヤーも置かれていました。
お部屋に飾られているポスターの中には、ホストさん手づくりのものも。
同じデザイナーながら絵が上手くない僕は、こういうのを見るとすごく尊敬してしまいます。
こちらの「V house」には2日間泊まらせていただきましたが、
アットホームな環境でとても居心地の良いお部屋でした。
ゲストハウスとも遜色ない設備の充実度で、
まさに「暮らすように旅する」快適な時間になりました。
基本的なシステム自体は、
Airbnbを使ってお部屋に滞在する感覚と全く同じ。
そこにゲイフレンドリーという要素がプラスされている分、
(僕も含めた)ゲイの方にとってはよりストレスの少ない
滞在を実現できるのが「misterb&b」ならではのメリットですね。
カップルで利用する場合も「自分たちの関係をどのように説明するか?」など、
変に気を使う必要がないので、安心度はかなり高いかと思います。
台湾ではまだまだリスティング自体多くはありませんが、
Airbnbで不便を感じたことのある方は、ぜひ1度利用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今日はゲイ版B&Bプラットフォーム「misterb&b」を使った
お泊まりレポートをお届けしました。
「ゲイ専用」と聞くと一瞬身構えてしまう方もおられるかもしれませんが、
「misterb&b」はいたってクリーンな
「新しい旅のスタイル」を提案しているサイト。
現在はヨーロッパやアメリカでの利用がメインですが、
今後はアジアでも利用者が増えてきて「ゲイツーリズムに旋風を巻き起こすのでは?」と、
個人的にはすごく注目しています。
旅行者の方はもちろん、お部屋運用をお考えの方も、
ゲイフレンドリーな「misterb&b」オススメです!
misterb&bでのアカウント作成や予約についての具体的な方法については、
「ゲイ版Airbnb「misterb&b」で現地のお部屋を予約する方法。」
にまとめましたので、実際に試してみたい方はぜひ合わせてご覧くださいね。
それでは、今日はこのあたりで。
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