グルテンフリーなヨーロッパ旅行。小麦を食べられない僕でも現地のグルメは楽しめた?

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ハンガリー・ブダペストで食べたシュニッツェル

小麦が食べられない体質を抱えて、小麦が主食のヨーロッパを旅行してみたら。現地のレストランやスーパーマーケットでの実際の食体験をシェアしてみます。

こんにちは!先日、台湾人ボーイフレンドとふたりでヨーロッパ旅行に行ってまいりました、Mae(@qianheshu)です。

実は、旅行の出発前からひとつ、とても心配していたことがありました。

それは、現地での食事のこと。

最近になって、小麦が食べられない体質になってしまったため、小麦が主食として食べられることが多いヨーロッパで、果たして無事に過ごせるのだろうかという不安が、ずっと心にありました。

ただ、実際に旅が始まってみると、結果的に不調を感じた場面は、なんと一度もなし。

レストランでもスーパーマーケットでも、僕のような体質の人にピッタリなグルテンフリーの選択肢がたくさん用意されており、おかげでおいしいグルメもしっかり楽しむことができました。

もしかすると、「小麦が食べられないから、ヨーロッパへ行くのをためらっている」という方もおられるかもと思い、今日は僕が体験した現地の食事情について書いてみたいと思います。

ちなみに、今回の旅行で訪れたのは、スロバキア・ハンガリー・オーストリアの中央ヨーロッパ3カ国。

ヨーロッパとひとくちに言っても、国それぞれ事情が異なるかとは思いますが、一例としてご参考になれば幸いです。

目次

小麦を食べると不調に悩まされる、現在の僕の体質。

高鐵(台湾新幹線)車内のトイレ

 

本題へと入る前に、

まず簡単に

僕のカラダのコンディションが

どのような感じなのかについて、

触れておきたいと思います。

 

昨年の夏頃、

毎食後におなかを下してしまう

謎の不調に見舞われました。

 

その原因を探るべく、

病院へ行ったり、検査をしたり、

日常生活の食生活を見直したりと

様々な模索をしてみたところ、

 

どうやら「小麦」があやしい

ということに、思い至りました。

 

台湾の国民健康保険「健保」のロゴ

 

確認をすべく、

病院でアレルギー検査を

してみたところ、

確かに小麦にも

アレルギーの傾向が。

 

それまでは、ほぼ毎日

小麦で作られたものを

食べていたので、

 

もしそれが原因なのであれば、

毎食後におなかを下しても

不思議ではないな

と、気づかされたのです。

 

無麩質(グルテンフリー)と書かれた台湾の春雨パッケージ

 

そして、実際に

小麦を避けた食事を

心がけるようになると、

おもしろいくらいに

ピタッと不調が消失。

 

半年ほどかかって

ようやく原因がはっきりしたことで、

気持ちの面でもスッキリと

過ごせるようになりました。

 

とは言え、新しい食生活と

どう向き合っていけばいいのかは、

まだまだ模索中の段階。

 

詳細については、

以下の記事にも書いていますので、

ご興味のある方は

合わせてご覧いただければと思います。

 

 

グルテンフリーの選択肢がとっても豊富!ヨーロッパのレストランで、おいしいグルメを満喫。

ハンガリー・ブダペスト国立歌劇場横の街並み

 

旅行へ出発する前に調べたのが、

現地でのグルテンフリー事情。

 

ヨーロッパと言えば、

主食には小麦をメインに食べる

印象を持っていたので、

現地での食事が

すごく不安だったのです。

 

ただ、実際に調べてみると、

今回訪れた3カ国の

どの都市にも、

 

完全グルテンフリーのレストランや、

グルテンフリーオプション
(=料理をグルテンフリーに変更できる)

に対応しているレストランが

たくさんあることを発見。

 

旅行中は、それらのお店で

食事をとっていたのですが、

おかげでおなかの不具合を

一度も感じることなく

過ごすことができました。

 

ハンガリー・ブダペストで食べたシュニッツェル
オーストリア・ウィーンで食べたピザ
ハンガリー・ブダペストで食べたランゴシュ

 

しかも、

グルテンフリーだからといって、

料理の選択肢がすごく

限られてしまうわけでもなく、

 

本来ならグルテンが入っている

パンやピザはもちろん、

グルテンフリーオプションで

各国の名物グルメもたっぷり堪能。

 

現地ならではのおいしいものを

たくさん食べることができて、

グルテンフリーの浸透度の高さに

感動しました。

 

オーストリア・ウィーンのレストランに置かれていたアレルゲン説明

 

加えて、

ヨーロッパのレストランで

メニューを眺めていると

気づくのが、

 

料理名の最後に添えられた

アルファベットの文字。

 

実はそれらは、

アレルゲンとなり得る食材について

表記したもので、

 

例えば、上の写真の表なら

A=グルテンを含む穀物

G=ラクトースを含む乳製品

と言った具合。

 

どんな(アレルゲンとなり得る)食材が

使われているかが

細やかに明記されているのです。

 

国やお店ごとに

アルファベットの指す食材は

異なる場合があるかも

しれませんが、

 

どのレストランでも

ほぼ必ず書かれていたので、

料理選びの際に

とても参考になりました。

 

オーストリア・ウィーンで食べたポークリブステーキ

 

この表記があるおかげで、

ふらっと立ち寄ったレストランでも、

小麦が使われていないものを

確実に選ぶことができ、

 

安心して食事を

楽しむことができました。

 

スーパーマーケットでも、グルテンフリーコーナーの充実度に感動。

ウィーンのレインボー横断歩道

 

もう1つ感動したのが、

スーパーマーケット。

 

スーパーマーケットに並んでいる

加工食品にも、

グルテンフリーの表記がある

アイテムがたくさん。

 

訪れた3カ国の

スーパーマーケットではいずれも、

グルテンフリーコーナーが

必ずと言っていいほど

設けられていて、

 

パスタやパン、シリアル、

クラッカー、ブラウニー、

クッキーなど、

バリエーションも

とても豊富なのです。

 

オーストリア・ウィーンのスーパーにあるグルテンフリーコーナー

 

しかも、

グルテンフリーだからといって、

おいしさが犠牲になっている

わけでもなく、

 

(全部とは言えないけれど)

ちゃんとおいしい。

 

このコーナーがあるおかげで、

スーパーマーケットでも

安心して食材調達をすることが

できました。

 

ヨーロッパのスーパーで買ったグルテンフリークッキー

 

アイテムの充実度が

とにかくうれしくて、

いくつか自分用のおみやげとしても

持ち帰ることに。

 

たくさん買ってきたと思っていたのに、

1ヶ月と経たずに

そろそろ食べ尽くして

しまいそうなのが、

ちょっぴり寂しい。

 

ヨーロッパの

ストレスフリーに

お買いものができる環境が、

すでに懐かしくすら

感じられ始めています。

 

スロバキア・ブラチスラバのスーパーに並ぶグルテンフリーのパン
スロバキア・ブラチスラバのスーパーに並ぶグルテンフリーパンの写真

 

ちなみに、

現地でお世話になったのは

「SPAR」「Lidl」

「BILLA」など、

 

ヨーロッパでチェーン展開されている

有名スーパーマーケット。

 

加えて、スロバキアの

ブラチスラバには

「Yeme」という、

 

グルテンフリーの食料品や

パンが充実している

スーパーマーケットもあって、

滞在中は重宝しました。

 

キッチン付きの

アパートメントホテルに泊まれば、

買った食材を自炊もできるので、

 

食事内容をしっかり

コントロールしたい方に

おすすめです。

 

 

まとめ

ハンガリー・ブダペストで食べたランゴシュのグルテンフリーメニュー

 

今日は、

小麦が食べられない僕の

グルテンフリーなヨーロッパ旅行

について、書いてみました。

 

今振り返っても、

ヨーロッパの

グルテンフリーの浸透度は、

本当にうらやましい限り。

 

レストランでもスーパーでも、

選択肢豊富なメニューや

品揃えには

感動させられっぱなしで、

 

おいしい現地グルメも

たっぷり堪能することが

できました。

 

小麦が食べられない方でも、

ヨーロッパ旅行を楽しめる方法は

様々準備されていますので、

 

食事への不安を理由に

せっかくの旅行を諦めかけていた方は、

ぜひ再検討してみては

いかがでしょうか?

 

▼ こちらの記事も、よくお読みいただいています! ▼

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